新型 コロナ ウイルス 解熱剤。 新型コロナで薬局ドラックストアから「鎮痛剤と解熱剤」が消える!?|ゆるにこ

新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)|厚生労働省

新型 コロナ ウイルス 解熱剤

新型コロナウイルスかもしれないときに飲んでもいい薬・飲んではいけない薬 フランスの厚生大臣オリヴィエ・ヴェラン氏がTwitterにて「 抗炎症薬(イブプロフェン、コルチゾン、 … 感染の悪化要因になる可能性があります。 熱がある場合は、パラセタモール(アセトアミノフェン系のフランスの薬品名)を服用してください。 」 と呼びかけました。 WHOは17日、専門家が調査を進めている段階だとしています。 そのうえで、「 イブプロフェンをみずからの判断で服用しないでほしい」としたうえで、 代わりに解熱鎮痛薬のアセトアミノフェンを使うよう呼びかけました。 しかし、WHOは翌日の18日「 (イブプロフェンを)控えることを求める勧告はしない」と訂正しました。 COVID19の可能性がある患者または確認された患者では、 非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)の使用に関連する重大な有害事象が報告されています。 引用元: WHOでは『 イブプロフェン』の名前しか上げていませんが、オリヴィエ・ヴェラン氏は、全体的な話としています。 インフルエンザ脳症になる可能性もあるので、インフルエンザの可能性があるときも飲んではいけないのは、皆さんもご存知かと思います。 今回、新型コロナウイルスの件ではWHOが最初に言っていることは、だいたい後から間違いになっていますよね? あんまりWHOの言うことを鵜呑みにしない方が良いと思います。 新型コロナウイルスで飲んではいけない薬 飲んではいけない解熱剤 新型コロナウイルスで避けたほうが良いというで、よく市販薬に入っているのはこちらの成分です。 イブプロフェン• アセチルサリチル酸(エテンザミド、アスピリンなど)• ロキソプロフェン(ロキソニンなど) この他にも、はあります。 成分表を見ても間違えそうなので、専門知識のある薬剤師さんに相談の上、購入した方がいいでしょう。 名前の知られた薬剤名で言うと、 イブ、バファリン、アスピリン、ロキソニンなど、 殆どの頭痛薬は NGです。 歯痛や生理痛など、風邪や頭痛以外のときにも飲むことがあるでしょう。 しかし現在のように、新型コロナウイルスが流行中は、誰しも感染していないとは言い切れないです。 安易にこれらの薬を飲むのは避けた方が良さそうです。 飲んではいけない風邪薬 総合感冒薬は、主成分が アセトアミノフェンだとしても、が入っていることが多く、 殆どの総合感冒薬が NG。 成分が確認出来ない場合は、 総合感冒薬を飲むのは避けたほうがいいでしょう。 また、同じ商品名の風邪薬シリーズでも、パブロンエースPro錠には抗炎症薬が入っているのでダメですが、 パブロン50には入っていないなど、薬品ごとに違いますので、成分をよく確認してから飲みましょう。 新型コロナウイルスで飲んでもよい薬 飲んでもよい解熱剤 新しい新型コロナウイルスについては、現時点で悪化するような報告がなくても、これから違う情報が出てくる可能性があります。 薬を飲まないで耐えられる程度なら、何も飲まないほうが良いでしょうね。 辛くてどうしても 飲むなら、アセトアミノフェンにした方がいいですね。 インフルエンザ脳症についても、アセトアミノフェンなら問題ないと言われていますね。 注意して欲しいのは、アセトアミノフェン主剤の薬にも、が入っていることが多いです。 アセトアミノフェン主剤、且つ、が入っていないものを探して下さい。 (少ないですが) また、アセトアミノフェンは服用時間や服用量によって、肝障害の可能性があるので、医師や薬剤師に相談のうえ飲みましょうとのこと。 日本で名前の知られた薬剤名で言うと、 カロナール、タイレノールAなら大丈夫です。 普通に薬局で買えるのは タイレノールAですね。 飲んでもよい風邪薬 ほとんどの総合感冒薬には、が何かしら含まれていますので、漢方薬系の方がいいでしょう。 私は2月に微熱と空咳の出る長引く風邪をひいて、治ったと思ったら3月に入ってまた微熱が復活した為、家にあった 葛根湯と桂枝茯苓丸とビタミンCを飲んでみました。 葛根湯は風邪のひきはじめに効果があるのはご存知の通り。 桂枝茯苓丸は風邪薬ではないですが、 の元になった漢方薬のひとつ、「五苓散」に入っている生薬、 桂皮、 茯苓が入っているから飲んでみたけど、 完全に自己流なので、わざわざ真似しないでね。 そのせいかどうかはわかりませんが、 お陰さまで再発した風邪も収まりました。 わざわざ購入する場合は、自分の症状に合わせたお薬を購入して下さいね。 ロックダウン(都市封鎖)の前に、発熱や咳に効く漢方薬を用意しておくのがおすすめです。 コロナ専門漢方薬「清肺排毒湯 せいはいはいどくとう)」は未発売 既存の4つの漢方薬(麻杏甘石湯、射干麻黄湯、小柴胡湯、五苓散)を混ぜて 新型コロナウイルスように新たに調合された漢方薬です。 まだ販売はされていませんが、同じ成分の漢方薬を合わせて飲むのも手です。 詳しくは別記事で。 風邪初期には葛根湯(かっこんとう) 風邪かな?というときに葛根湯。 超初期のタイミングに飲むといいです。 効能・効果:ゾクッとした寒気や、風邪の初期、頭痛、肩こりなど 総合感冒薬ならパブロン50 私は漢方薬の方が好きですが、漢方薬が苦手で総合感冒薬の方が好きな人もいますよね。 ちょっと調べてみたところ、 漢方薬と アセトアミノフェンを合わせた パブロン50には、が入っていないようです。 パブロンは種類が沢山あるので、他のパブロンと間違えないようにして下さいね。 効能・効果:かぜの諸症状(のどの痛み、発熱、悪寒、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛み、たん)の緩和 パブロン50 成分 4錠中 アセトアミノフェン 150mg グアヤコールスルホン酸カリウム 80mg バクモンドウ(麦門冬) 533. 3mg(12錠中 1600mg) カンゾウ(甘草) 133. 3mg(12錠中 400mg) コウベイ(粳米) 666. 7mg(12錠中 2000mg) タイソウ(大棗) 200mg(12錠中 600mg) ニンジン(人参) 133. 3mg(12錠中 400mg) ハンゲ(半夏) 333. 3mg(12錠中 1000mg) 添加物:無水ケイ酸、ケイ酸Al、カルメロースCa、ステアリン酸Mg、トウモロコシデンプン.

次の

新型コロナウイルス感染症Q&A

新型 コロナ ウイルス 解熱剤

新型コロナウイルス感染症 COVID-19 してはいけない 5 つのポイント (2020. 15号) 『薬のチェック』速報No184 新型コロナウイルス感染症 COVID-19 してはいけない 5 つのポイント NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック)編集委員会 前回 では、やるべきこと5つのポイントを詳しく述べました。 その際の予告どおり、今回は「やってはいけないこと5つのポイント」のうち、初めの2点にについて詳しくお話しましょう。 やってはいけないこと まとめ• 解熱剤で熱を下げてはいけない。 ウイルスは熱に弱いので、解熱するとウイルスが再増殖する。 特に非ステロイド抗炎症剤は使ってはいけない。 アセトアミノフェンも、基本的には害がある。 ステロイド剤は、もちろん使ってはいけない。 理由は解熱剤と同じ。 発熱にタミフルやゾフルーザを使ってはいけない。 これらは免疫を落とす。 その他、免疫を低下させる薬剤は多数ある。 必須のもの以外は、使わないほうがよい。 身近なものでは、ある種の降圧剤 特に ARB,カルシウム拮抗剤 、睡眠剤・安定剤、抗がん剤、ステロイド剤、コレステロール低下剤、PPI などなど• 睡眠不足・夜ふかしをしない。 睡眠不足は最大のストレス、免疫力低下の元凶。 特に、アスピリンやボルタレン、ポンタール、イブプロフェンなど非ステロイド抗炎症剤 NSAIDs は、解熱させるだけでなく、免疫も落としますので、感染症が重症化して死亡率が高まります。 決して使ってはいけません。 アセトアミノフェンは、NSAIDs 解熱剤よりは害が多少少ないのですが、アセトアミノフェンといえども、大量に使って平熱に下げると感染症を悪化させます。 例えば、小児の水痘に使うと治癒までの時間が長引きました。 そして、敗血症など重篤な感染症の発熱をアセトアミノフェンで平熱にまで下げると、ヒトでも死亡の危険度が 7 倍になりました。 NSAIDs 解熱剤のなかでは、比較的緩やかな作用とされるアスピリンは、1970 年代に世界的に問題になったライ症候群 主に小児が、感染症後に脳症と肝障害を起こした の原因であることが疫学的、医学的に確立しています 危険度約 20 倍。 また、イブプロフェンはボルタレンやポンタールよりは害が少ないと一般的には考えられていますが、ヒトでも感染症を重症化し 危険度約 10 倍 、感染動物の死亡率を高めています 危険度約 20 倍。 解熱剤は、どれも使ってはいけません。 では、一つ一つを詳しく点検しましょう。 爬虫類 は自分で体温をわずかしか上げることができないのでこのようにして比較したものです。 1日目、2日目、3日目、1週間目と、どの時点でも温度が低いほど死亡率が高く、温度が高いほど死亡率は低かったのです。 実際は、感染症で 41. むしろ、解熱剤を使っていったん熱を下げた後で再び発熱した時のほうが、高くなります。 これを発見した医師の名前から、ライ症候群と言われています。 1980年前後から精力的に研究が行われ、その原因がアスピリンであり、ライ症候群を約20倍増やすことがわかりました(図2)。 そして、欧米ではアスピリンを使わなくなった結果、ライ症候群は発症しなくなりました[2]。 6 13. 0, 55. 5 5. 0001 日本ではアスピリンはほとんど使われなかったのですが、ライ症候群よりも、ずっと急激な経過で悪化する急性脳症が問題になり、後にはインフルエンザ脳症として調査研究が行われました。 日本ではアスピリンの代わりにもっと強い抗炎症作用が解熱剤として使われていたために、経過が急激になったのです。 原因となった解熱剤は、ボルタレン ジクロフェナク やポンタール メフェナム酸 などでした。 これら解熱剤を小児に使わないようにした結果、インフルエンザになって脳症になり死亡することは急激に減ってきました。 現在では、小児にはアセトアミノフェンだけが解熱剤として使われています。 ただし、タミフルを使い始めて、またインフルエンザで死亡することが増えてきましたが。 (3)アセトアミノフェンでも積極的に解熱すると死亡率を高める 現在、解熱剤の中では、アセトアミノフェンが最も安全と考えられて、よく用いられています。 048)[5]。 さらに、主に敗血症などで38. その結果緩和群では2. 06 [6]。 つまり、アセトアミノフェンといえども、平熱に近づけて解熱させると、7倍死亡率が高まるということを示しています。 (4)イブプロフェンも感染症を重症化 一方、海外では、非ステロイド抗炎症剤(NSAIDs)の中では最も作用が緩やかとされるイブプロフェンが、解熱剤として市販薬としても売られ、使用されています。 たとえば、日本では成人のイブプロフェンの1日常用量600mgですが、米国では、1錠が400mgとか、600mgの錠剤が、処方箋なしに購入できます。 これは、アセトアミノフェンと比較した2つの大規模な対照試験[3,4]の結果で、安全面では、アセトアミノフェンと変わらないと評価されたからです。 しかし、アセトアミノフェンで解熱すること自体が危険であるのですから、イブプロフェンは当然ながら、感染症を悪化させるでしょう。 実際、そのことが調査で示されています。 水痘にかかると、時に細菌感染を合併して、壊死性の筋膜炎など、皮下組織に細菌感染を起こし、重症化することがあります。 このような患者を症例とし、合併症をおこすことなく治った水痘患者を対照として、イブプロフェンなどきつい解熱剤の使用状況を調べた症例-対照研究が3件ありました[7-9]。 0009)(図4)。 それを総合解析すると、イブプロフェンなどNSAIDs解熱剤は、感染動物の死亡を15倍増やす、ということがわかりました。 図5には、イブプロフェンを各種動物の感染症に用いた場合の危険度の総合解析の結果を示します。 感染は、インフルエンザウイルスのほか、盲腸を結紮のうえ、穿刺して腸内細菌に感染させた場合などが含まれています。 イブプロフェンは感染動物の死亡を解熱剤を使わない場合に比べて、22倍増やすということが示されています。 図5:イブプロフェンは、感染動物の死亡を20倍増やす(総合解析結果より) 条件つき最尤法による総合オッズ比= 22. 3, 84. 0001 図6:NSAIDsはインフルエンザ感染動物の死亡を10倍以上増やす(総合解析結果より) 条件つき最尤法による総合オッズ比=無限大(95%CI: 3. 0001 また、図6には、インフルエンザウイルスに感染させて種々のNSAIDs解熱剤を用いた実験を取り出して、死亡の危険度を示しています(図5と図6で、一つの実験はダブっている)。 その結果、NSAIDs解熱剤をインフルエンザ感染症に用いると、死亡を10倍以上増やすことがわかりました(計算上は無限大となって計算できない)。 これらの文献は割愛します。 (6)感染動物とヒトでの感染の重症化や死亡の危険度は極めてよく似ている ヒトがインフルエンザなど感染症にかかりNSAIDs解熱剤を用いると、ライ症候群やインフルエンザ脳症を20倍増加し、イブプロフェンは水痘の重症感染症を10倍増やし、アセトアミノフェンでも積極的に解熱すると重症感染症の死亡を7倍増やしていることを、第(3)項で述べました。 前項(5)では、感染動物の死亡がNSAIDs解熱剤を使うと使わない場合の10倍~20倍に増えることを述べました。 このように、NSAIDs解熱剤を使った場合のヒトの感染症の悪化・死亡増加の危険度と、感染動物の死亡の増加危険度が、実によく一致しています。 したがって、NSAIDs解熱剤のほうが、もちろん危険度は大きいですが、アセトアミノフェンでも、積極的に解熱すると、感染症を重症化することはもはや疑う余地のないことです。 今回の新型コロナウイルス(COVID-19)でも、発熱時に解熱剤を用いることは、きわめて危険です。 絶対に用いないようにしましょう。 2.ステロイド剤は、もちろん使ってはいけない。 日本でも、まれには、インフルエンザにステロイド剤が使う医師がいますが、中国では、インフルエンザの初期にステロイド剤の使用がかなり行われていたようです。 インフルエンザの初期(発症72時間=3日以内)あるいは後期(72時間以降)にステロイド剤を使った場合に、まったく使わなかった場合と比較して重症化や死亡に影響があったかどうかが調べられました[10]。 その結果、表1に示したように、早期にステロイド剤を使うと、死亡を含め、重症化を6. 5倍増やすことがわかりました。 表1:インフルエンザにステロイド剤使用は重症化・死亡を増やす 発症3日以内に使うと、特に危険度大(6. 5倍) 早期:発症72時間以内に使用、後期:発症72時間超後に使用開始 この調査[10]の著者らは、危険度をリスク比やハザード比で示しているが、重篤・死亡例と非重篤例との症例-対照研究的な調査なので、オッズ比による危険度が適切である。 なお、この調査では、3日以降にステロイド剤が用いられた場合も調べており、死亡も含め重症化を約3倍増やしていました。 一方、重症化してから、ステロイド剤を使った場合に、死亡を増やすかどうかは、比較的たくさんの報告があります。 しかし、その場合、重症化したからステロイド剤が使われたのか、ステロイド剤を使ったから重症化したのか、判定が困難です。 ところが、この調査[10]は、まだ重症化していない発症早期に使ったステロイド剤を調べているので、重症化や死亡にステロイド剤が関与したとの因果関係はあきらかでしょう。 さらに、後述するように、動物実験でも、感染の1日後にステロイド剤を使うのが最も死亡率を高めることが証明されています。 感染初期は、体の免疫力を総動員してウイルスを減らすことに集中しなければならないときです。 その時に免疫反応、炎症反応を抑制するとウイルスが減らなくなります。 ステロイド剤の、こうした作用機序から考えても、ヒトでの結果や、後述する動物実験の結果は、十分に納得のいくことです。 (2)インフルエンザ入院患者へのステロイド剤治療は死亡を増やす インフルエンザが重症化して入院すると、しばしば、ステロイド剤が使われます。 その際、ステロイド剤を使った場合と使わなかった場合とで、死亡の危険度を報告した観察研究の総合解析の結果が報告されています[11]。 その結果、危険度は4. 8倍でした(図7)。 もともと重症化していたから死亡率が高くなったのか、ステロイド剤を使ったから死亡率が高くなったのか、判断は難しいところですが、タイミングをそろえて分析しても、2. 2倍でしたから、やはり関連があると考えておいた方がよさそうです(図7)。 図7:インフルエンザ入院患者へのステロイド剤治療の死亡への影響 文献[11]より引用 (3)敗血症性ショックでも、大量ステロイド剤は害がある 敗血症性ショックに対して、メチルプレドニゾロンの短期間(3日間)、大量(1日1000mg)に使用する、いわゆるパルス療法は、死亡率を高めて危険です。 日本の添付文書上でも、「クレアチニン値の高値(>2. 敗血症性ショックになった場合に、1日プレドニゾロンで50mg相当のヒドロコルチゾン(200mg を用いる療法は、入院後28日までの死亡を減らしたとされていますが、半年後には、用いなかった場合と死亡率に差は全くなくなっていました[13]。 いずれにしても、敗血症性ショックに対する使用も、ほとんど意味がなかったということです。 (4)動物実験ではステロイド剤を早期に使用するほど死亡の危険が大きい ステロイド剤を感染症に使うと死亡率が高まることについても、感染動物を用いた実験で確かめられています。 しかも、感染してからの時期が早いほど、死亡への影響が大きいことが確認されています。 エンテロウイルス71 EV71 というウイルスは、手足口病や、ヘルパンギーナといった軽い感染症を起こします。 通常は軽い感染症ですが、中国やタイなどで、小児に時として脳症や無菌性髄膜炎を起こしたりしたと報告されています。 また、重症化した状態では、サイトカイン・ストーム(註)を起こしているために、それを鎮めるために、しばしばステロイド剤が用いられていました。 しかし、ステロイド剤が逆に症状を悪化させているのではないかと疑われて、動物実験が実施されました[14]。 図8はそのうちの一つの実験結果です。 註:ウイルスが感染すると、体は、ウイルスをやっつけるために、熱とともに、インターフェロンや腫瘍壊死因子などのサイトカインと呼ばれる種々の化学物質をだす。 ウイルスの量が多くなると多くのサイトカインを出す必要に迫られ、極端にそれが高まると、サイトカインが嵐(ストーム)のように出てきてウイルスを攻撃する。 ところが、ウイルスだけでなく、体の細胞も攻撃を受けてダメージを負う。 解熱剤やステロイド剤は、ウイルスを殺すわけではなく、むしろウイルスが増殖するために、体は、より多くのサイトカインを出す必要に迫られて、その結果として、サイトカイン・ストームが起こる。 図8:ウイルス感染後ステロイド剤開始が早いほど死亡危険度が大きい 文献14より翻訳引用 ウイルス(エンテロウイルス71:EV71 をマウスに接種後1、3、4、8日目にデキサメサゾンを開始した場合と、1日目から生理食塩液を投与した場合の生存率を比較した。 1日目にステロイド剤を開始した場合の危険度が最大。 1日目に接種するとウイルスが死滅せず増殖するため。 EV71ウイルスをマウスに接種後1、3、4、8日目にステロイド剤のデキサメタゾンを開始し、生理食塩液を1日目から投与した群とで、死亡率を比較しました。 1日目からステロイド剤を使うと、次々にマウスは死亡していきました。 ステロイド剤の開始を遅くすると、生理食塩液とあまり変わりませんでした。 接種するウイルスの量を多くすると、生理食塩液でも多くが死亡しましたが、ステロイド剤を1日目から開始すると、9日目ですべてが死亡しました。 3つの実験を総合解析すると、生理食塩液に比べて、感染1日目にステロイド剤を開始すると70倍死亡の危険度を高める、という結果が得られました(図9)。 図9:ウイルス感染後ステロイド剤開始が早いほど死亡危険度が大きい 大量のウイルス接種時は、より早期に死亡 文献14の3つの実験データを総合解析:条件つき最尤法による総合オッズ比=70. 8 95%CI:7. 0001 以下の3項目は次号(速報No185)で詳しく述べます。 3.発熱にタミフルやゾフルーザを使ってはいけない。 これらは免疫を落とす。 4.その他、免疫を低下させる薬剤は多数ある。 必須のもの以外は、使わないほうがよい。 身近なものでは、ある種の降圧剤(特にARB,カルシウム拮抗剤)、睡眠剤・安定剤、抗がん剤、ステロイド剤、コレステロール低下剤、PPI など 5.睡眠不足・夜ふかしをしない。 睡眠不足は最大のストレス、免疫力低下の元凶。 参考文献• Kluger MJ, Ringler DH, Anver MR. Science. 1975 11;188 4184 :166-8. PMID: 1114347• Belay ED, Bresee JS, Holman RC, Khan AS, Shahriari A, Schonberger LB. N Engl J Med. 1999 May 6;340 18 :1377-82. PMID:10228187• Lesko SM, Mitchell AA JAMA. 1995 Mar 22-29;273 12 :929-33. PMID: 7884951• Lesko SM, Mitchell AA. Pediatrics. 1999 Oct;104 4 :e39. PMID: 10506264• Doran TF, De Angelis C, Baumgardner RA, Mellits ED. J Pediatr. 1989 Jun;114 6 :1045-8. PMID: 2656959• Schulman CI, Namias N, Doherty J, Manning RJ, Li P, Elhaddad A, Lasko D, Amortegui J, Dy CJ, Dlugasch L, Baracco G, Cohn SM. Surg Infect Larchmt. 2005 Winter;6 4 :369-75. Erratum in: Surg Infect Larchmt. 2010 Oct;11 5 :495. Li, Pam [corrected to Li, Pamela]; Alhaddad, Ahmed [corrected to Elhaddad, Ahmed]. PMID:16433601• Zerr DM, Alexander ER, Duchin JS, Koutsky LA, Pediatrics. 1999 Apr;103 4 Pt 1 :783-90. PMID:10103303• Lesko SM, O'Brien KL, Schwartz B, Vezina R, Mitchell AA. Pediatrics. 2001 May;107 5 :1108-15. PMID: 11331694• Souyri C, Olivier P, Grolleau S, Lapeyre-Mestre M; French Network of Pharmacovigilance Centres Clin Exp Dermatol. 2008 May;33 3 :249-55. PMID:18261144• Han K et al. Early use of glucocorticoids was a risk factor for critical disease and death from pH1N1 infection. Clin Infect Dis. 2011;53 4 :326-33. PMID: 21810744• Lansbury L et al. Cochrane Database of Systematic Reviews 2019, Issue 2. Art. : CD010406. PMID: 30798570• Bone RC, Fisher CJ Jr, Clemmer TP, Slotman GJ, Metz CA, Balk RA. N Engl J Med. 1987 Sep 10;317 11 :653-8. PMID:3306374• Annane D, Bellissant E, Bollaert PE, Briegel J, Keh D, Kupfer Y, Pirracchio R, Rochwerg B. Corticosteroids for treating sepsis in children and adults. Cochrane Database of Systematic Reviews 2019, Issue 12. Art. : CD002243. PMID:31808551• Shen FH, Shen TJ, Chang TM, Su IJ, Chen SH. Virology. 2014 Sep;464-465:218-227. PMID: 25104614 市民患者が「ほんまもん」の情報を持つことが真の改革につながる 薬の「ほんまもん」情報は『』 で!!.

次の

フランスが警告「新型コロナに使うと悪化する解熱薬」とは?

新型 コロナ ウイルス 解熱剤

「Getty Images」より 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、WHO(世界保健機関)が3月11日に「パンデミック」と宣言し、世界は不安と恐怖に包まれている。 3月14日、フランスの厚生大臣オリヴィエ・ヴェラン氏が、「 イブプロフェン」などの抗炎症薬の服用によって、かえって感染を拡大させる恐れがあるとTwitterで警告した。 さらにWHOのクリスチャン・リンドマイアー報道官は、「当面は、自己投薬するならイブプロフェンではなくパラセタモール(アセトアミノフェン)の服用を勧める。 これは重要なことだ」と述べた。 しかし18日には一転、WHOはTwitterの公式アカウントを更新し、新型コロナウイルスに感染している疑いがある場合にイブプロフェンを服用することについて「控えることを求める勧告はしない」と書き込んだ。 果たして真実はどちらか? 公表されている日本における新型コロナウイルス感染者の治療報告を読むと、解熱剤には「アセトアミノフェン」を使用している例があり、感染時の発熱に医師が「NSAIDs」と呼ばれる非ステロイド性抗炎症薬を選択しない傾向にあるようにも取れる。 これまでも筆者は本連載において、イブプロフェンやロキソニンなどNSAIDsの危険性を取り上げてきた。 アセトアミノフェンとNSAIDsとの違いは、「抗炎症作用」の有無にある。 NSAIDsは、炎症反応が起きると「プロスタグランジン」という物質の働きを阻害することで抗炎症作用や解熱作用を発揮する。 さらに、動物実験においてNSAIDsによって炎症性サイトカインが増加することが報告されている。 炎症性サイトカインが過剰につくられると、免疫細胞が暴走してウイルスなど外敵だけでなく健常な細胞や組織まで攻撃するようになり、免疫異常を起こす。 ミチワクリニック院長の佐久間一穂医師はこう話す。 「インフルエンザ感染患者に対してNSAIDsを使用すると、インフルエンザ脳炎や脳症の発症リスクを高めている可能性があるため、使用禁忌になっています。 そのことと関連があるのかもしれません」 インフルエンザ脳症は、発熱後1~2日で神経症状が進行し痙攣、意識障害、異常行動などの神経症状が見られ、最悪の場合は死に至る。 原因ははっきりと解明されていないが、全身症状の悪化や血管系のダメージ、過剰な免疫反応などによるものと考えられる。 佐久間医師が話すように、NSAIDsの服用により発症リスクが高まるため、インフルエンザ脳症が疑われるときにNSAIDsは推奨されない。 新型コロナウイルスでも同様のことが起こる可能性はゼロではないだろうが、あくまで推測の域を出ない。 世界五大医学雑誌のひとつであるでは、「イブプロフェンなどの抗炎症薬は体内のACE2(アンジオテンシン変換酵素2)を増やし、これが新型コロナウイルスの感染を促進して症状を悪化させるのではないか」という仮説を発表している 新型コロナウイルスは肺や腎臓などの上皮細胞のACE2(アンジオテンシン変換酵素2)を受容体として結合し侵入することがわかっている。 ACE2が増えると新型コロナウイルスの感染が進み、重症化の可能性も高まるとの仮説も成り立つのかもしれない。 仮説とはいえ、新型コロナウイルスの感染が拡大する今、原因がハッキリしない発熱があった場合、自己判断でのNSAIDsは避けるべきなのかもしれない。 しかし、アセトアミノフェンも100%安全とは言い切れず、肝障害等の副作用の恐れもあるため、適正な使用を心がけてほしい。 (文=吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト) 吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト 1969年12月25日福島県生まれ。 1992年東北薬科大学卒業。 薬物乱用防止の啓蒙活動、心の問題などにも取り組み、コラム執筆のほか、講演、セミナーなども行っている。

次の