くだ まく 方言。 「くだをまく」の意味と語源とは?方言説と使い方の例文も解説

昆虫名方言事典 :昆虫名方言を求めて/2013.12.

くだ まく 方言

「くだをまく」の意味と語源とは? 「くだをまく」の意味は「意味不明なことをぐずぐず言う」 「くだをまく(くだを巻く)」とは、意味不明なことをいつまでもぐずぐずと言い続けることを言います。 主に酒を飲んで酔っぱらった時に、訳の分からないことを繰り返しいうことを指し、本人は理解しているのかは不明だが、周囲には理解しがたい内容をしつこく言い放つことを言います。 「くだをまく」の語源は「機織りの単調なトーン」 「くだをまく」の語源は「機織り機の音」にありました。 「くだをまく」の「くだ(管)」とは、機織り機で糸を紡ぐ際に使う軸のことです。 車の回転で綿花や繭から糸を縒りあわせたり、紡いだりする糸繰車(いとくりぐるま)に、この軸を指して巻くと、実に単調で変化のない「ぷうーん、ぷうーん)という音が出てきます。 このように、機織りで奏でる単調なトーンが、酒に酔っぱらった人の「グダグダ」と話す口調に似ていることから、現在の意味で使われるようになりました。 ちょっと笑ってしまうような機織りのシンプルトーンが「くだをまく」の語源です。 「くだをまく」は方言ではない 「くだをまく」はユニークな語調を持つこともあり「方言」と誤って認識される場合があるようです。 「くだをまく」は全国区で標準語として用いられる慣用表現で方言ではありませんので確認しておきましょう。 「くだをまく」の使い方の注意点と例文 「くだをまく」を使うのは話しに飽き飽きした証拠 「くだをまく」は基本的に相手のとりとめのない会話に飽き飽きし、迷惑をしている状況で使われることが多いです。 つまり、「長い時間、話す」ではなく「くだをまく」という表現を選ぶ時点で、相手は不快に感じていることが想像できます。 「くだをまく」が使われる状況は、酒に酔って延々と訳の分からないことを聞かされている立場にいる人、つまり職場なら同僚をはじめ、部下や新人、組織やスポーツ界なら後輩などが挙げられます。 実際にも「言い加減にして下さい」と言えないポジションにいる人達が多いと言えますが、優しく心の広い上司や先輩が、部下や後輩の「グダグダ」を聞かされる場合もあるようです。 「くだをまく」の類語と対義語は? 「くだをまく」の類語は「くだくだしい」「冗舌」「つべこべ言う」 「くだをまく」の類語には「くだくだしい」や「冗舌(じょうぜつ)」、「つべこべ言う」などが挙げられます。 「くだくだしい」は話が口説く長ったらしいこと、「冗舌」は口数が多くおしゃべりなこと、また「つべこべ言う」は不平や理屈などを口やかましく言うことや出しゃばってあれやこれやと舌をまくしたてることを意味します。 その他「くどくど言う」や「口数が多い」なども日常生活で気軽に使えるでしょう。 また、よりユニークに言い換えるなら「不平たらたら」「文句たらたら」「あーだこーだ」「愚痴る(ぐちる)」などもカジュアルに使える類語表現と言えます。 彼はパッと見た感じでは、寡黙である。 彼はパッと見た感じでは、大人しい。 彼はパッと見た感じでは、無口である。 彼はパッと見た感じでは、口数が少なそうだ。 まとめ 「くだをまく(くだを巻く)」は、とりとめのないことや意味不明なことをぐだぐだと言い続けることを意味します。 主にアルコールを摂取して酔いが回った時に、不平不満を含め、理屈や説教など、訳の分からないことを繰り返し言い放つ時に使われます。 「くだをまく」は本人は気分がサッパリするかもしれませんが、逆に周囲でグダグダを聞かなくてはならない立場なら悲劇とも言えるでしょう。 厄介なのは同じトーンで理解できな話題が続くため、周囲は眠くなってくることです。 そうは言うものの、職場関係で上司がくだをまいた時は「心を許してくれている」と自分をだまして、ぜひ聞いてあげて下さい。

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「くだをまく」の意味と語源とは?方言説と使い方の例文も解説

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酒を飲むと管をまく主人 46歳の私の主人は酒を飲みすぎると日頃のストレスの発散なのか、色々なことに管をまきます。 九州人で、だいたいもともと血の気の多いタイプです。 しかし私が血の気の多い人は嫌いなのをしってか、日頃はごたごた言うのを我慢しているようです。 それがお酒を飲みすぎると一気に爆発!というか あれはこう!あいつはこう!俺なら絶対許さん!とか言いだし、正直うるさいです。 私は聞きたくないので彼が話をしだすと、寝てしまうのですが、 そのあと子どもにくどくど話をしているようです、中学生の息子は(理解があるのか??) 話を黙って聞いてあげているようですが、これってよくないですよね? やはり私が聞いてあげないといけないのでしょうか? 主人は口ではでかいことを言ってはいますが、根本的に気が小さい人です。 外では絶対言えないことを、家でしか、しかも子供の前でしか言えない姿にも腹が立ちます。 みなさんだったらどうしますか? あなたの対応は賢明なことだともうわ。 お酒を飲んで酔って管をまく人間の相手なんかしてられますかって思うのがまともな人間だわ。 聞きたくないので寝てしまうのは、頭脳明晰なことだと思います。 気の毒なのが、息子さん。 酔っ払いの愚痴を解ってか解らずか聞かされる。 将来、人柄が丸い人間になるかも。 それとも他人の言ってることを聞き流すのが上手になるかも。 いずれにしても、我慢強い性格になるでしょうね。 でも、母親として気が引けるのでこのようなご質問をなさったのでしょうね? 確かに、酔っ払いの相手を中学生がするのは好いこととは言えないわよね。 息子にも寝ちゃうように言えば? 口ではでっかいことを言ってるけれど、小心者でその上(反論できない)子供の前でしか言えないことを、酔った勢いで言う。 あなたの夫様は人生に疲れてるんじゃないかしら? 何故疲れてるのか?は、ここでは言えません。 疲れの原因の前では言えるものではございません。 私思うのですが、夫は奥様の愛情が欲しいんだわ。 男なんて強そうなことばかり言ってるけれど、ホントは淋しがり屋で妻に甘えたいのよね。 酔って愚痴を聞いてくれる妻が欲しいのよ。 その妻が先に寝ちゃうから、夫はつまんなくてしょうがないんだわ。 酔って愚痴を言い出したら、優しくしてあげれば? 出来れば添い寝をしたりして、寝かしつけるとか。 たまにはあなたが誘って、夫婦で仲良しもしたほうがいいわよ。 夫(男)は持ち上げておだててあげて、一生懸命の外で働いてもらうのが一番いいわ。 そのためには、母親じゃなくて、夫の前では「おんな」にならなければ。 同じ男から見ると、 酔った時に色々な愚痴が出るのは仕方ない面もあります。 上司に叱られ、部下のやった事で上司に叱られ、部下を叱り、外で仕事をする時そこが最も専業主婦よりも大変な部分だと思っています。 いや、専業主婦も大変なのは十分理解してますが。 だけど、夫が職場で実際どんな目にあってるかは普通は奥さんには見えない部分ですので、そこを理解して欲しい させたい という気持ちは世の男性陣は正直あると思います。 奥さんがやってる事は、実際やってる現場を見なくても分かりますからね 洗濯がしてくれてる掃除をしてくれてる御飯を作ってくれてる。 そこらへんを、同じ男としては理解してあげて欲しいなぁと思います。 あ、奥様が専業主婦かは分かりませんけど… だけど、子供に愚痴を聞かせるのは教育上良くない気がします。 父親としての威厳が損なわれると思います。

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浜松の方言集 く

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奈良田の方言 昭和32年8月に発行された『奈良田の方言〔甲斐民族叢書3〕』(稲垣正幸・清水茂夫・深沢正志 共編、山梨民族の会 発行)の中に、深沢正志氏が書いた「奈良田方言語彙」の部分には当時の奈良田の言葉が収められています。 その語数は実に1679語もあります。 この本の中で奈良田言葉は16の大分類(天地気候、獣鳥虫魚、草木菌草、肢体健康、服飾容姿、飲食嗜好、住居座臥、老幼男女、社会交通、生産消費、行動性情、事物時所、農山村、民俗信仰、人代名詞、応対詞)それぞれに五十音順に並べられていますが、Webページに移植するにあたり、探しやすさを考えて、全体を五十音順に並べ替えました(大分類は各語のあとに付けてあります)。 深沢正志氏の「まえがき」と「凡例」 奈良田方言の特異性は、ここ数年来学界の話題となり、県内や中央はいうに及ばず、東北や九州方面からもはるばる多くの人々が調査のために来訪された。 私はこれ等の方々の調査の際、現地の者として大抵の場合お手伝いしたのであるが、この奈良田ことばに興味こそ持っても、何の素養とて持たないので、ただ資料を提供するに過ぎなかった。 最近の奈良田部落は産業開発によって、他との交流も頻繁になって来ているので、この方言も極めて近い将来に、死語となり、あるいは絶滅するであろうことが想像されるので、何とかして自らこの方言を記録に留めて、後世に残したい欲望が湧き起った。 幸い山梨県立図書館の稻垣正幸氏、山梨大学助教授清水茂夫両氏による、幾度かの現地調査と御研究に手伝った私は、いくぶんなりとも奈良田方言の概念を得ることが出来た。 今回稻垣、清水両氏を中心とする山梨方言研究会の奈良田方言の研究発表に際し、私がかねがね抱いていた希望に好意をよせられ、激励して下さった両氏は、私に対して語彙を担当してくれるようにと言われたので、私は喜んで便乗させていただくことにしたのである。 私は奈良田に生れ奈良田に育ち、今も生活語としてこの言葉を日常使っているのであるが、あまりにも身近か過ぎたのか、最初計画した分類別五十音順に言葉を拾い出すことは短い日時で、しかも片手間では容易なことでなかった。 それでもここに収録した千数百語は、家族たちの会話の内から、あるいは部落の会合の席から、思いついたものを克明に記録したつもりである。 だからこの語は皆生きている、現在使用されているものばかりである。 しかしこれだけで完全であるとは私自身思えないし、老人だけが使う死語に近いものまで全部を集めたならば、もっと多数になることは明らかである。 又、内容についても不充分な点が見出されるであろうが、いろいろな事情もあって不完全とは知りつつまとめねばならなかった。 これらの不備な点については今後において完全を期したい。 なお、この語彙を整理するにあたっては、羽田一成氏の「甲斐方言稿本」東条操先生の「全国方言辞典」から多大の示唆を受けた。 また語彙の分類形式は東条先生の 「分類方言辞典」のそれに倣って大別し、おおむね五十音順に排列したが、その作業中稻垣・清水両氏から多大なる御指導を受けたことを附記して感謝の意を表するものである。 (昭和31年4月) 凡例 1、方言は大分類ごとの五十音順に排列した。 3、方言の右に次のような略字で品詞別を示し、連語からなる句は(句)と表示した。 名(名詞)、代(代名詞)、連(連体詞)、動(動詞)、形(形容詞)、形動(形容動詞)、副(副詞)、接(接続詞)、感(感動詞)、助動(助動詞)、助(助詞)。 4、方言のつぎにこれに対応する標準語を掲げた。 5、方言の用例は、実際に日常使われていることばで示し、特にその項の方言だけを片仮名で表わした。 6、用例中難解な部分には、できるだけ括弧内に標準語を掲げた。 7、用例中の助詞のうち「を」を表わすには方言の発音に従いそれぞれ「を」、あるいは「お」で表わした。 また「へ」は、方言の発音は「え」であるが「へ」で表わした。 8、方言の使用年令階層については、品詞の次へ、老人のみのものは〔老〕、小児語は〔幼〕、男女の別を〔男〕〔女〕として示した。 方言 分類 品詞等 意味 用例 あーぶく 天地気候 (名) あわ。 (泡) あーぼ 習俗信仰 (名) 旧正月十四日の行事。 かつの木で作った粟穂。 あいざい 飲食嗜好 (名) 野菜を二種以上混ぜ合せた副食物。 あいさに 事物時所 (副) ひまに。 (暇) 仕事のアイサに勉強せでよ あいぶ 行動性情 (動) あるく。 (歩) この子は、はい(もう)アイブ あいべ 行動性情 (動) あるけ。 行こう。 はいく(早く)アイべ あいむく 行動性情 (動) 相対する。 向合う。 二人してアイムク あがーに 事物時所 (形動) あのように。 この仕事はアガーニすればよい あかがり 肢体健康 (名) 〔老〕垢切れ。 あかし 住居坐臥 (名) あかり。 (灯火) あかす 社会交通 (動) 告げる。 告げ口する。 そがーのーいたづらをすればお父さんにアカス あかぶき 肢体健康 (名) 肺臓。 あかめをはる 生産消費 (句) 一生懸命働くこと。 この畑を今日中に耕すぢゃあアカメヲハルだ あきんど 生産消費 (名) 行商人。 あく 住居坐臥 (名) はい。 (灰) あくたい 社会交通 (名) わるくち。 (悪口) あぐち 住居坐臥 (名) あぐら。 (胡座) あくび 草木菌草 (名) あけび。 (木通) あくれ 行動性情 (名) 悪者。 あげ 事物時所 (動) 上りの意。 (お盆が終った頃ぼんあげ) あげましょー 社会交通 (句) 答える。 あこい 肢体健康 (名) かかと。 (踵) あさげ 事物時所 (名) あさ。 (朝) あさづけ 飲食嗜好 (名) 漬物。 一夜漬。 あしいれ 習俗信仰 (名) 結婚式前の仮祝言。 あしだ 服飾容姿 (名) 高下駄。 あしったれ 鳥獣虫魚 (名) 足長蜂。 あすびび 生産消費 (名) 休日。 仕事を休んで遊ぶ日。 あたりび 住居坐臥 (名) 焚火。 あぢめし 飲食嗜好 (名) 五目飯。 あちゃあよー 応対詞 (訪問) さようなら。 (別れの挨拶) あっかー 行動性情 (名) 馬鹿。 あっかり 行動性情 (名) ぼんやり者。 あったらしい 生産消費 (形) 惜しい。 もったいない。 こがーにきれいの花園を踏み荒しちゃあアッタラシイ あっとう 事物時所 (句) 有った。 なくうっちとーともったいば(紛失したと思ったら)アットウ あつべる 事物時所 (動) あつめる。 (集) あとえだ 鳥獣虫魚 (名) 動物の後肢。 あなんぼー 天地気候 (名) あな。 (穴) あにー 老幼男女 (名) あに。 (兄) あねー 老幼男女 (名) あね。 (姉) あねーじょー 老幼男女 (名) 姉。 あのなーよ 応対詞 (呼び掛け) あのねえ。 あばける 行動性情 (動) 乱暴する。 酒に酔ってアバケル あぶらっぴ 天地気候 (名) 曇り日。 あぶらむし 生産消費 (名) 余計もの。 今日の宴会にゃあアブラムシがあっとーどーで量がいんめー(少し)だった あまあっこ 老幼男女 (名) 甘やかして育てられた子供。 あまざけ 飲食嗜好 (名) どぶろく。 (濁酒) あまったるい 飲食嗜好 (形) 甘過る。 この副食はアマッタルイ あまんどー 草木菌草 (名) まめ柿。 あめーっこ 老幼男女 (名) 甘えっ子。 あもーち 住居坐臥 (名) 雨だれ。 あらく 農山村 (名) 焼畑の第一年目。 (焼畑は雑木林を伐採し火入して蒔付ける、第二年目に植林し第四年目に耕作を放棄する) あらける 事物時所 (動) 掻きひろげる。 炭をアラケルもんだいば(ならば)火のかがあるらよ あらっぼい 行動性情 (形) あらい。 (粗暴) この子は勉強は出来るがアラッポイ ありすけ 事物時所 (副) ありのまま。 (有儘)あきらかに。 ほんこのことー(ほんとうの事を)アリスケに言った ありんどー 鳥獣虫魚 (名) あり。 (蟻) あれ 人代名詞 (代) 彼。 あろーづ 天地気候 (名) 雨で急に流れる水。 あわい 事物時所 (名) 間、あいだ あをき 草木菌草 (名) 常緑樹。 あをしか 鳥獣虫魚 (名) かもしか(羚羊) あをぢ 鳥獣虫魚 (名) 夏にとった獣類の毛皮。 あをび 習俗信仰 (名) 墓地で燃える燐火。 あをみどろ 天地気候 (名) 大川の大きな淵。 あんき 行動性情 (名) 安心。 大怪我あしとーちゅうが命おとりとめとーちゅうでアンキした あんしゅ 人代名詞 (代) (複)あの人達。 あんばい 事物時所 (名) かげん。 (加減)ようす。 (様子)ぐあい。 (具合) あんひと 人代名詞 (代) あの人。 あんま 老幼男女 (名) ちち。 (乳) いかー 社会交通 (動) 行くわ。 おれもいっしよにイカー いかい 事物時所 (形) 大きい。 いかざー 社会交通 (動) 行こう。 学校さイカザー いかず 社会交通 (句) 行きましよう。 はい(もう)えーさ(家へ)イカズ いかずか 社会交通 (句) 行きましょうか。 おれもいっしよにイカズカ いかな 事物時所 (連) どんな。 (如何) イカナ人でも いきあい 肢体健康 (名) 脇腹の痛み。 いきしな 社会交通 (副) 行きながら。 イキシナ話をする いきゃった 社会交通 (句) 行き逢った。 友達とイキャッタ いきやり 生産消費 (名) 少憩。 心を休める。 この仕事あどうせ今日中にゃあ終りそうもないでイキヤリしずよ/嫁が生家へ帰ればイキヤリだ いく 社会交通 (動) 行く。 おれもイク いぐち 住居坐臥 (名) いびき。 (鼾) いくら 社会交通 (句) 行くであろう。 あれ(彼)もイクラ いけ 社会交通 (動) 行く。 はいく(早く)イケ いごかす 事物時所 (動) 動かす。 まだ羽をイゴカス いごく 事物時所 (動) 動く。 この虫はうっちんどーともったいばまだイゴク いしまぐそ 生産消費 (各) けちんぼ。 しみったれ。 いしゃかい 老幼男女 (名) けんか。 (喧嘩) いじゃる 飲食嗜好 (名) ざる(笊) いじれる 行動性情 (動) いらだつ。 (苛立) あの子は疳が強いづらに、いんめーのこと(少しの事)でもイジレル いせき 老幼男女 (名) 婿養子。 いたびつこ 住居坐臥 (名) 板片。 いちがいに 事物時所 (副) 急に。 にわかに。 イチガイニ言われても思い出せーのーに いちくち 習俗信仰 (名) 巫女。 いちまき 老幼男女 (名) 親類。 いちゃつく 老幼男女 (動) 男女のささやきあうこと。 いちら 事物時所 (助) それかぎり。 買ったイチラ使あのー いっかい 事物時所 (名) 傘を数える詞。 傘一本をイッカイという。 いっきに 事物時所 (副) すぐに。 (直) えーさかいって(家へ帰って)イッキニ寝た いっしょーまっしょー 老幼男女 (副) 生涯中。 そがーのーことーいっとーって(そんな事を言ったって)イッショーマッショーいきき(交際)ようせのーちゅーにいくかよ(せないわけにはいかないよ) いっち 事物時所 (副) 最も。 イッチそーしるがよい いっちょ 社会交通 (句) 行くな。 そがーのーとこい(そんな所へ)イッチョ いっちよ 社会交通 (句) 言)な。 そがーのーことー(そんな事を)イッチョ いっちょなか 社会交通 (名) 仲のよい仲間。 いってこいだ 生産消費 (句) 差引損得なし。 残業して百円かせいどーが百円酒を飲んでひっちまっとーでイッテコイだ いってみず 応対詞 (訪問) 帰ります。 (辞去の挨拶) いっとー 社会交通 (句) 行きました。 はい(もう)イットー いっとーどー 社会交通 (句) 行きました。 あのかー(あの子は)とっくにイットードー いつるい 社会交通 (名) 仲間。 いてかー 応対詞 (訪問) 御免なさい。 (「いらっしゃいますか」が「御免なさい」と同様に使われる) いと 事物時所 (名) 時間。 (間) いとーかー 応対詞 (訪問) (目下)御免なさい。 いどこ 住居坐臥 (名) 居間。 茶の間。 いどこねーり 住居坐臥 (名) うたたね。 いとど 事物時所 (副) いっそう。 (一層) 音楽を聞たいばイトドさめしくなった(淋しくなった) いなこと 行動性情 (句) 変なこと。 あんひたー(あの人は)おれにイナコトお言ってだっけに いびつだ 事物時所 (形動) 楕円形だ。 このまりゃー(まりは)イビツだ いびる 生産消費 (動) もてあそぶ。 いじめる。 嫁をイビル姑の末は良いこたーないよ いぶる 住居坐臥 (動) 煙る。 くすぶる。 生木どーでどーか(だからなのか)イブル いぼー 肢体健康 (動) 化膿する。 傷がイボーどーでペニシリンを注射した いもじ 生産消費 (名) いかけや。 (鋳物師) いやじがる 行動性情 (動) 厭がる。 勉強するーイヤジガル いやだちゅーに 行動性情 (句) 嫌だと言うのに。 いやどーわ 行動性情 (句) いやだわ。 (厭) いろー 社会交通 (動) かりる。 (借) 金をイロー いんにゃ 応対詞 (返事) いいえ。 いんめー 事物時所 (副) 少し。 インメーがいと(少しの間) うけ 農山村 (名) 木を伐る時倒そうと思う方向に斧を入れること。 うさる 社会交通 (動) 来る。 あの子もウサルらか うされ 社会交通 (動) 行け。 そがーのー親不孝もなー遠い他国へウサレ うすっぺらだ 事物時所 (形動) 薄い。 氷がウスッペラダ うすのろ 行動性情 (名) のろま。 (鈍間) うそ 生産消費 (名) くちぶえ。 (口笛) うぞーむぞー 事物時所 (副) あれもこれも。 ウゾームゾー読みたがる うだつ 生産消費 (名) 能率。 共同仕事あ皆が気を合せないばウダツは上らない うちがい 飲食嗜好 (名) 弁当袋 うちぐるみ 肢体健康 (名) 内くるぶし。 (踝) うちょーちる 事物時所 (動) おちる。 (落) うつ 鳥獣虫魚 (名) 獣類の多く通る自然の道。 うっくれかいくれ 応対詞 (謝辞) 重ね重ね。 「ウックレカイクレ御祝をいただきましてどうもありがとう」 うっちぬ 肢体健康 (動) 死ぬ。 うっちる 生産消費 (動) できる。 (出来る) おれどーってこんくらいの仕事はウッチル うでっきり 生産消費 (副) 精一っぱい。 力限り。 この仕事お一時間で終らずと思ってウデッキリ働いた うでっこき 生産消費 (副) 精一っぱい。 あのひたーいしまぐそ(けちんぼ)どーで雇人をウデッコキ働かせるだい うでっぷし 肢体健康 (名) 二の腕。 うてる 飲食嗜好 (動) 魚などの腐りかける。 昨日とったゆを(魚)どーではい(もう)ウテルらよ うでる 飲食嗜好 (動) ゆでる。 大根をウデル うなー 人代名詞 (代) 君。 (詈って呼ぶ) うぬ 人代名詞 (代) 君。 (詈って呼ぶ) うぬいら 人代名詞 (代) (複)君等。 (詈って呼ぶ) うのー 農山村 (動) 耕す。 畑をウノー うぶー 老幼男女 (動) おんぶする。 (背負う) うぶちゃーる 生産消費 (動) すてる。 物を紛失する。 財布をウブチャールなんちゅうはそそうどーでだよ うま 行動性情 (名) 気性。 あんしゅ(彼等)とだいばよくウマが合う うます 飲食嗜好 (動) 熟れさす。 バナナは未熟のものを取っておいてウマス うみやーげ 老幼男女 (句) 最後のお産をする。 あんしゃー(彼は)三十才ではい(もう)ウミヤーゲとーどーが うむす 生産消費 (動) 耕転機等で土を耕す。 むむら(もぐらもち)が土をウムス うら 事物時所 (名) 先。 うら 人代名詞 (代) (複)私共。 うらー 人代名詞 (代) 私は。 うらつぽ 事物時所 (名) 木などの先端。 うるむ 事物時所 (動) 光沢を失う。 この鏡がウルム うろ 天地気候 (名) ほら穴。 うんと 事物時所 (副) 沢山。 ウントかでよ(食べなさい) うんねる 住居坐臥 (動) 寝る。 明日あほのぼのあけ(暁)にゃあ起ないばどーで(起なければならないから)早くウンネル えー 住居坐臥 (名) 家。 えーからかん 行動性情 (副) いいかげん。 (エーカンと同意) えーからはちべー 行動性情 (副) いいかげん。 えーかん 行動性情 (副) いいかげん。 悪戯もエーカンにせでよ えーさ 社会交通 (句) 家へ。 エーサ行く えぬた 飲食嗜好 (名) え(荏)に塩を加えたふりかけ粉。 えび 草木菌草 (名) 山葡萄。 えぶり 農山村 (名) 雪をかく道具。 えべす 習俗信仰 (名) えびす。 (七福神の一人) えらい 事物時所 (副) 甚だ。 エライいかい(大きい) えんがまち 住居坐臥 (名) 椽。 えんがわ。 えんた 鳥獣虫魚 (名) 猿。 えんのこ 鳥獣虫魚 (名) 仔犬。 えんまる 鳥獣虫魚 (名) 仔犬。 えんまる 草木菌草 (名) 柳の芽。 おあがりさって 応対詞 (訪問) お上り下さい。 おいし 人代名詞 (代) あなた。 (最も多く使われる) おえる 事物時所 (動) 終る。 麦蒔がオエル おえる 事物時所 (動) こわれる。 機械がオエル おー 応対詞 (返事) はい。 おーい 応対詞 (呼び掛け) 人を呼ぶ詞。 おーが 鳥獣虫魚 (名) かめむし。 くさかめ。 おーきに 応対詞 (謝辞) どうもありがとう。 おーくび 服飾容姿 (名) おくみ。 (袵) おーけん 事物時所 (副) おおよそ。 (凡) オーケンに目方を計った おーごと 事物時所 (名) 大変なこと。 非常なこと。 こんぐらいのことがオーゴトになった おーざめる 行動性情 (動) 呆れる。 呆れて見限る。 あの人だいばあがーのーことーうっちるどーでうらーオーザメル おーし 肢体健康 (名) 唖。 おーしんぼー 肢体健康 (名) 唖。 おーづ 事物時所 (副) 大体。 おおよそ。 オーヅこんくらいづら(おおよそこれ位いでしょう) おーづか 肢体健康 (名) 大きな人。 おーとし 習俗信仰 (名) 節分。 おーな 行動性情 (副) わざわざ。 故意に。 あの皿はオーナ落して割っとーだげのーで(だそうだ) おーなー 事物時所 (感) さようですね、と肯定する時の返事。 オーナーそうにもなんにも(さようです。 そうですとも) おーぶくちゅーだ 生産消費 (形動) 物惜みしない。 乞食にあがーにがいに恵むなんちゅうは随分オーブクチューだ おーまくらい 飲食嗜好 (名) 大食。 おかー 老幼男女 (名) 母。 おかた 老幼男女 (名) 妻。 おかたぶち 習俗信仰 (名) 旧正月十四日の行事。 子供達が部落の新妻となった者の尻をかつの木で打つ祝い事。 おかめ 老幼男女 (名) おたふく面の女。 おからく 習俗信仰 (名) 米や粟を生で搗いてまるめた団子。 おかんだち 天地気候 (名) 〔老〕雷。 おき 天地気候 (名) 北。 おくせんぼー 老幼男女 (名) はにかみやの子供。 おくらぶち 住居坐臥 (名) いろりのふち。 おくり 習俗信仰 (名) 葬送。 おくんなって 社会交通 (句) 下さい。 その本をオクンナッテ おごっそー 社会交通 (名) 御馳走。 おごっそーになっとーよー 応対詞 (訪問) 御馳走さまでした(辞去の挨拶) おごっそーになっとーよー 応対詞 (謝辞) 御馳走さま。 おこんじき 生産消費 (名) 乞食。 おさかや 服飾容姿 (名) よだれかけ。 おざら 飲食嗜好 (名) そば。 (麵類) おざらあげ 飲食嗜好 (名) 麵類を釜から揚げる道具。 おしきせ 飲食嗜好 (名) 晩酌。 おしつまりやした 応対詞 (挨拶) 大晦日の挨拶。 おしのび 老幼男女 (名) 恋愛。 あのかー隣村の男とオシノビになったげな おじや 飲食嗜好 (名) 雑炊。 おじゃーみ 生産消費 (名) おてだま。 (手玉) おしゃり 鳥獣虫魚 (名) 白彊病の蚕。 おしょーがち 習俗信仰 (名) 旧正月。 おじょーもん 老幼男女 (名) きれいな娘。 おしょーりとんぼ 鳥獣虫魚 (名) 赤とんぼ。 おしょとってこい 鳥獣虫魚 (名) ほととぎすの一種。 おじる 行動性情 (動) 恐れる。 あんくらいのおどしぢゃーだれかはいオジレルだいそ おじんぎ 社会交通 (名) 遠慮。 あのかーオジンギで菓子おかのー(食わない) おしんめー 習俗信仰 (名) しめなわ。 (注連縄) おぞい 行動性情 (形) ずるい。 (狡猾) はいっからあがーにオゾイどーでいかくなったらどがーになるら おそいる 社会交通 (動) 教える。 勉強をオソイル おぞむ 行動性情 (動) おそれる。 (恐) あがーにけんまくされとーぢゃーだれどーってオゾム おそんない 習俗信仰 (名) おそなえ餅。 おだしい 行動性情 (形) おとなしい。 女のぐに(ように)オダシイものだ おたふく 老幼男女 (名) 頬のふくらんだ顔の女。 おだぶつ 肢体健康 (名) 死ぬこと。 おたま 生産消費 (名) おてだま。 おだむ 行動性情 (動) 静かになる。 酒がさめとーか、座敷のさわぎがオダム おだれ 住居坐臥 (名) 家屋の葺下げた部分。 おだをあげる 行動性情 (句) 気焔を上げる。 皆して酒を飲んでオダヲアゲル おだんな 老幼男女 (名) 主人。 おっかない 行動性情 (形) こわい。 (怖) あの先生はオッカナイ おっかながる 行動性情 (動) 怖がる。 あの先生をば皆してオッカナガル おつきょーさま 天地気候 (名) 月。 おっこー 事物時所 (動) はさむ。 (挟む) おっちょこちよい 行動性情 (名) 軽卒な行をする人。 おっつけ 事物時所 (副) やがて。 オッツケ先生もわせる(来る) おっつめ 習俗信仰 (名) 年の暮。 おっと 飲食嗜好 (名) 〔幼〕酒。 おっとりだ 服飾容姿 (形動) しとやかだ。 (閑雅) 男のくせにあのかー(子は)オットリどー おつな 老幼男女 (名) おとな。 (大人) おでやる 天地気候 (動) 太陽や月が上ること。 はい(もう)そろそろおつきよーさま(月)がオデヤル おてんたら 社会交通 (名) おせじ。 (世辞) まだ若いにオテンタラをじょーぞ(上手)だ おと 老幼男女 (名) にんしん。 (姙娠) そーりょー(長男)を生んでっから、はい十年もたつどーがオトが遠くてまだ子はないどーが おとがい 肢体健康 (名) あご。 (顎) おどかす 社会交通 (動) 脅迫する。 女子供をオドカスなー卑怯だ おどかす 行動性情 (動) 驚かす。 あのえーにゃあばけものが居るちて(と言って)オドカス おとき 習俗信仰 (名) 法事。 おとぎ 習俗信仰 (名) お通夜。 おどされる 老幼男女 (句) しかられる。 (叱) よその柿を取ればオドサレルだいそ おとし 天地気候 (名) 山頂から吹下す風。 おとしょーり 老幼男女 (名) 老人。 おとぶらい 習俗信仰 (名) 葬式。 おなかい 老幼男女 (名) 嫁。 おにっこ 生産消費 (名) 子供の遊び。 鬼ごっこ。 おのし 人代名詞 (代) 〔女〕あなた。 おはいりゃーさる 天地気候 (句) 日が没する。 はい五時どーで(だから)オハイリャーサルらよ おはしん 服飾容姿 (名) 裁縫。 おはよーごいす 応対詞 (挨拶) 朝の挨拶。 おばんしゅ 老幼男女 (名) 女中。 炊事婦。 おばんでごいす 応対詞 (挨拶) 夜の挨拶。 おひたし 飲食嗜好 (名) 醤油。 おびとりまい 服飾容姿 (名) 着物を着て帯をしめないこと。 おふくろ 老幼男女 (名) はは。 (母) おぶっく 習俗信仰 (名) 神仏の前に供えた飯その他。 おべー 服飾容姿 (名) 〔幼〕衣服。 おべーる 行動性情 (動) 驚く。 おとっさん(父)のうっちんどー(死)ことお知ったらなんぼーか(何程か)オべールらよ おぼこ 鳥獣虫魚 (名) 蚕。 おぼこ 老幼男女 (名) 小児。 おぼそい 事物時所 (形) 細い。 こいだけじゃあ食量がオボソイ おまいさま 人代名詞 (代) あなた様。 (敬語) おみ 人代名詞 (代) あなた。 おめでとーごいす 応対詞 (挨拶) おめでとう。 おもーさま 行動性情 (副) 思う存分。 今度の試験にゃあオモーサマ頑張らでよ おもたい 生産消費 (形) 重い。 この荷物はオモタイ おもっせー 習俗信仰 (名) おおみそか。 (大晦日) おやこ 老幼男女 (名) 親類。 おやす 生産消費 (動) 終らす。 うらがえーぢゃあ(私の家では)働きてが大勢どーで田植も早くオヤス おやぶん 習俗信仰 (名) 元服祝の仮親。 名附親。 おろぬく 農山村 (動) 畑の作物を間引く。 大根がしげーでオロヌク おわーる 社会交通 (動) 追かける。 犬が鬼をオワール おんかに 社会交通 (副) 大袈裟。 いんめーばかの(ちょっとした)事件をオンカニ言いふらすもんじゃーないよ おんごく 事物時所 (名) 奥。 山のオンゴクい入った おんし 人代名詞 (代) あなた。 おんじー 老幼男女 (名) 伯叔父。 おんじーじょー 老幼男女 (名) 伯叔父。 おんぞくない 事物時所 (形) そまつで大きい。 あんひとのこしゃいとー(あの人の作った)人形はオンゾグナイもんだ おんだち 人代名詞 (代) (複)あなた方。 おんねがーし 社会交通 (名) しかえし。 (復讐) 四十七士は殿様のオンネガーシをした おんばー 老幼男女 (名) 伯叔母。 おんばーじよー 老幼男女 (名) 伯叔母。 おんぼろさんぼろ 服飾容姿 (名) ぼろぼろの衣服。 か 草木菌草 (名) 桑の木。 がー 生産消費 (各) 木で作ったお鉢やせいろ等の輪。 かーかーしい 飲食嗜好 (形) 飢えて物を食べたがる。 このかー(子は)ひだるい(ひもじい)どーかカーカーシイ かーがり 農山村 (名) 木材を筏に組まずに河の流れによって運搬する作業。 かーけら 鳥獣虫魚 (名) かわせみ。 かーご 社会交通 (名) 行李。 かーじり 天地気候 (名) 川しも。 (川下) がーた 事物時所 (名) 外側。 ガータがよくて内が悪い かーち 生産消費 (名) かわり。 おれがカーチに弟が出来て(出て)働いた かーど 住居坐臥 (名) 小川の物洗場。 かーとるまい 生産消費 (名) 肩車。 かーながれ 肢体健康 (名) 溺死。 がーなる 社会交通 (動) どなる。 寝静まってからガーナルもんじゃあない かーばる 肢体健康 (動) 外傷やぬれ紙などが乾きつくさま。 傷がカーバルどーで湯い入る かーら 天地気候 (名) 川。 かーらぎ 草木菌草 (名) 川を流れて来た木材。 かーらけ 肢体健康 (名) 毛の生えていないさま。 かーる 鳥獣虫魚 (名) 蛙。 がーる 鳥獣虫魚 (名) 蛙。 かいと 農山村 (名) 居宅附近の畑。 がいに 事物時所 (副) 沢山。 ガイニけえ(食え) かいよい 肢体健康 (形) かゆい。 (痒い) カイヨイとこに手のとどくぐに(ように) がかい 事物時所 (名) 外見。 (外観) ガカイはいかいもんだ かかしろー 社会交通 (動) からかう。 あがーに酔っとー人にカカシローどーで喧嘩になった かがび 肢体健康 (名) 炉火にあたつて脛に生ずる火斑。 あのひたあ(人は)冬中火にあたっていとーどーでカガビができた かがみっちょー 鳥獣虫魚 (名) とかげ。 (蜥蜴) かがら 農山村 (名) 鍛の柄。 かかりご 老幼男女 (名) 嗣子。 がき 老幼男女 (名) 小児。 かぐさい 飲食嗜好 (形) 獣肉特有の臭の形容。 かくれっこ 生産消費 (名) かくれんぼ。 (隠鬼) かざー 飲食嗜好 (句) 食べましよう。 朝めしょーカザー がし 事物時所 (名) 悪いこと。 悪強いこと。 がし 農山村 (名) 凶年。 かしがる 事物時所 (動) かたむく。 (傾) ふるえー(古い家)がカシガル かしき 飲食嗜好 (名) 炊事する人。 かしげる 事物時所 (動) 傾ける。 杯をカシゲルどーで酒がこぼれる かしこまる 住居坐臥 (動) 坐る。 ごしゅうぎ(結婚式)で式が終るまでカシコマルこたー苦しいこんだ がしゃばる 社会交通 (動) いばる。 (威張) 金があるともって(と思って)ガシャバルな かしょう 事物時所 (動) さわる。 触れる。 ごみでんま(ごみが)カショウどーか時計がまーらのーよーにうんなった(まわらなくなった) かずけ 事物時所 (名) 人になすりつけること。 かせーで 生産消費 (句) 稼ぎて。 気をつけてカセーデ来でよ かた 生産消費 (名) 担保。 借金のカタに洋服をやった かたい 生産消費 (形) 節倹。 つましい。 あんひたーカタイどーでつぎぼっこーの(つぎだらけの)着物を着てよりーる(居る) かたぐそ 生産消費 (名) けちんぼ。 (吝嗇者) かたっつら 事物時所 (名) 対の物の片方。 靴のカタッツラあうけてもいらぬ(貰っても不用のものだ) かたびっこ 肢体健康 (名) びっこ。 (跛) かたひなか 事物時所 (名) 半日。 カタヒナカ遊んでひっちまった かたへーじ 事物時所 (副) 片っぱしから。 しごたー(仕事は)カタへージかたづけとーがよい かたまーさがり 服飾容姿 (名) 着物を着たすその不揃。 かたる 老幼男女 (動) 夫婦になる。 あのしゅのえーの息子あ隣村のおだいじんえー(財産家)の娘とカタルげな(そうな) かちょった 事物時所 (句) 出合った。 敵味方がカチョッタ かっくい 農山村 (名) 竹や芦など木より細いものの切株。 かっこ 服飾容姿 (名) 〔幼〕下駄。 かっこー 鳥獣虫魚 (名) ありじごく。 かっしき 農山村 (名) 刈草。 がっそー 服飾容姿 (名) 乱れ髪。 かったいぼー 肢体健康 (名) 癩病患者。 かったるい 肢体健康 (形) 倦怠のさま。 疲労のさま。 無理して山い登ったいばカったルイ かっぢき 農山村 (名) 雪や氷にすべらないように用いる歯のついた履物。 がっちょ 肢体健康 (名) びっこ。 (跛) かっぱろー 農山村 (動) 刈り払う。 ちょくら行ってくさー(草を)カッパロー かっぽし 農山村 (名) 刈って乾燥しておく草。 かてもの 飲食嗜好 (名) 副食物。 かてる 社会交通 (動) 加える。 (加入) この会の趣旨に賛成の者は誰でもカテル かどい 行動性情 (形) こうかつな。 ずるい。 あのしゃーかなりカドイで同じに仕事しとーぢゃあ損をする がとー 事物時所 (副) 多く。 賃金をガトーくれた かとぎぼー 農山村 (名) 天秤棒。 かとぐ 生産消費 (動) かつぐ。 (担) 荷物をカトグ かなぎ 草木菌草 (名) 落葉樹の総称。 かなぐる 肢体健康 (動) ひっかく。 (引掻) 檻の中の猿い手をつんだすもんだいば(手を出したなら)ちゅうどカナグルよ かなびー 鳥獣虫魚 (名) かなぶん。 がに 鳥獣虫魚 (名) かに。 かのし 鳥獣虫魚 (名) 鹿。 かぶちゃ 草木菌草 (名) 南瓜。 かぶつ 草木菌草 (名) 切り株。 かぶりきもの 習俗信仰 (名) 棺にかける着物。 かぶりつく 肢体健康 (動) 噛みつく。 抱きつく。 あの犬は知らのー人だいばちゅうど(すぐ)カブリツク かぶる 社会交通 (動) 責任を引受ける。 皆でした悪戯をー人でカブル かぶろだ 服飾容姿 (形動) 髪をほうぼうとしたさま。 あのかーだらしがないどーで何時でもカブロどー かべいた 住居坐臥 (名) 家の間と間の仕切り板。 かまーれる 老幼男女 (句) 他人にいじめられる。 あの子はさんまく(おろか者)どーで近所の子供にカマーレル かまいたち 肢体健康 (名) 小旋風のために受ける裂傷。 かまち 住居坐臥 (名) ふち。 かまつち 住居坐臥 (名) 粘土。 かまや 住居坐臥 (名) かまど。 (寵) かみすり 服飾容姿 (名) かみそり。 かみづ 草木菌草 (名) 桑の実。 がむしゃら 老幼男女 (形動) 乱暴な。 荒々しい。 あがーのー(あのような)ガムシャラの子はほかにゃあないらよ かもー 老幼男女 (動) いじわる。 (虐) 小鳥をカモーよーの子はろくな者にゃならぬ がらくた 住居坐臥 (名) 役に立たなくなった道具、家具。 からくち 飲食嗜好 (名) 飯を食べずに副食だけを食うこと。 よーめし(タ食)のまーに魚をカラクチいくってひっちまった からくり 生産消費 (名) 機械。 からこー 行動性情 (動) たわむれに反対する。 冗談でもあんまりカラコーじゃあない からさん 服飾容姿 (名) 女用のもんぺ。 からす 行動性情 (名) ばか。 (馬鹿) からすおどし 住居坐臥 (名) 屋根の両端にある千木のようなもの。 からっきり 事物時所 (副) 全く。 少しも。 水がカラッキリ出来ぬ(出ぬ) からっぴる 事物時所 (動) ひからびる。 (乾) からびる 事物時所 (動) 乾く。 洗濯もんがカラビル からぶすま 服飾容姿 (名) 紙袋。 からまめ 草木菌草 (名) らっかせい。 (落花生) からまる 老幼男女 (動) 親しみなつく。 この子だいば俺につきりカラマル(この子なら私にだけなつく) からみ 飲食嗜好 (名) 大根おろし。 からむ 社会交通 (動) 言い掛りをつける。 酒に酔いばだたら(やたら)他人にカラム癖がある がらんぼね 肢体健康 (名) がいこつ。 (骸骨) かれ 天地気候 (名) 崖。 がれ 天地気候 (名) 崖。 がろー 天地気候 (名) 空洞。 かわいげだ 老幼男女 (形動) かわいそうだ。 (可愛想だ) まま親にづられる(いじめられる)あの子がカワイゲダ かんいんさま 社会交通 (名) 官吏。 かんがら 飲食嗜好 (名) 空罐。 罐詰類の空罐。 かんからぼし 天地気候 (名) からからに乾燥すること。 かんかん 生産消費 (各) めかた。 (目方) がんぎ 住居坐臥 (名) 階段。 かんこー 行動性情 (名) 考え。 くらしおよくするにゃあ女衆のカンコーがよくなくちゃあ駄目だ がんこーだ 事物時所 (形動) がんじょうだ。 丈夫だ。 体がガンコーどーでよい かんころ 事物時所 (名) 頃合。 カンコロをみて呼んでくれでよ かんじょ 住居坐臥 (名) 便所。 かんじょーざけ 生産消費 (名) 会計をすまして支払者が提供する酒。 かんじょぼぐさ 草木菌草 (名) ほとけのざ。 かんちょろい 事物時所 (形) かよわい。 かぼそい。 そがーのーカンチョロイ柱じゃあ危い がんづく 行動性情 (動) 気がつく。 あんくらい言われたらガンヅク筈 がんどー 生産消費 (名) のこぎり。 (鋸) かんながら 住居坐臥 (名) 鉋くず。 かんば 草木菌草 (名) 山桜の皮。 きうま 農山村 (名) 木材を運搬する橋。 きうら 事物時所 (名) 樹木の先端。 ききり 農山村 (名) 手おの。 (斧) きくば 住居坐臥 (名) 庭園。 きげ 農山村 (名) きね。 (杵) きける 事物時所 (動) のせる。 (載) 荷物を車いキケル きげん 肢体健康 (名) 体の調子。 きごや 住居坐臥 (名) 薪を入れる場所。 きじや 生産消費 (名) 木工屋。 ぎしゃく 社会交通 (名) 磁石。 きしゃだ 鳥獣虫魚 (名) 虱の卵。 きしょく 行動性情 (名) 気持。 こがーに(この様に)いしょがしい(忙しい)折旅行に行くなんちゅう(などという)キショクじやあないよ きじり 住居坐臥 (名) 炉に焚く薪のうしろの方。 きじんそう 草木菌草 (名) ゆきのした。 きちょ 社会交通 (句) 来るな。 比処にはキチョ きつい 肢体健康 (形) 強い。 あのかー気性がキツイ ぎっちょ 肢体健康 (名) -1左きき。 -2びっこ。 きつねのごしゅうぎ 天地気候 (名) 日照雨。 きっぽし 飲食嗜好 (名) 切干。 きなり 行動性情 (名) きまま。 (気儘) 隠居してっからあキナリに植木の手入れをでんま(でも)しているきりいそ きにょー 事物時所 (名) 昨日。 きにょーのゆんべ 事物時所 (名) 一昨夜。 きばな 農山村 (名) 木材を河流によって運搬するカーガリにおける木材の先端。 きびしょ 飲食嗜好 (名) きゅうす。 (急須) きふれ 肢体健康 (名) 狂人。 あがーのー(あんな)馬鹿げたことおするものはキフレだ きも 肢体健康 (名) 肝臓。 きもなが 行動性情 (名) 気長。 あん人のよーのーキモナガにゃあ誰でんまなれーのー(誰もなれない) きもみじか 行動性情 (名) たんき。 (短気) きやい 肢体健康 (名) 気分。 風邪でんまひいとーどーかキヤイが悪い ぎょーさ 住居坐臥 (名) 行儀。 きよし 行動性情 (名) お人よし。 気持のよい人。 きらず 飲食嗜好 (名) 豆腐のかす。 きり 事物時所 (名) かぎり。 (限度) なんぼーまちてーとーって(待っていても)キリがない きりたて 服飾容姿 (名) 縫ったばかりの新しい着物。 きりばん 飲食嗜好 (名) まないた。 (俎) きりょーじん 服飾容姿 (名) 美人。 きわり 農山村 (名) 薪割り斧。 ぎんぼーじ 草木菌草 (名) ふきのとお。 ぐいのみ 飲食嗜好 (名) 急いで沢山飲むこと。 グイノミどーで酔っただいそ くいわけ 飲食嗜好 (名) 食べ残し。 くくり 行動性情 (名) しまり(締)をつける。 くさ 飲食嗜好 (名) 料理の材料。 くさけ 肢体健康 (名) 瘡。 くさわけ 社会交通 (名) 話の口火をきること。 くじる 事物時所 (動) うがつ。 (穿)ほじる。 岩をクジル くすがる 事物時所 (動) ささる。 (刺) 栗のいがが指にクスガル くすべ 肢体健康 (名) ほくろ。 (黒子) ぐずる 老幼男女 (動) 駄々をこねる。 ぐずる 社会交通 (動) くだをまく。 あのひたー酒に酔いばグズル ぐぜる 行動性情 (動) 文句を言う。 酒に酔ってグゼル くそいぢ 行動性情 (名) 強情。 てまい(自分)の体あも知らでーて(知らないで)クソイヂおはるもんじゃあない くそっかー 草木菌草 (名) 樹木の表皮。 くたばる 習俗信仰 (動) 死ぬ。 くちがため 習俗信仰 (名) 婚約のとりきめ。 くちへんじ 社会交通 (名) 口答え。 小言をえーば(言えば)クチへンジする くっちゃぐ 肢体健康 (動) 眼を閉じる。 眠けがさすからクッチャグよ くっちゃぶる 飲食嗜好 (動) しゃぶる。 (舐) 飴をクッチャブル くっつく 鳥獣虫魚 (動) 動物が噛みつく。 犬がクッツク くっつく 老幼男女 (動) 夫婦になる。 (カタルの卑語) あの娘あこじきとクッツク くで 服飾容姿 (名) 糸などのもつれ。 ぐでる 飲食嗜好 (動) 酒に酔った人がくり言をいう。 くど 住居坐臥 (名) かまど。 (寵) くどく 行動性情 (動) 小言をいう。 愚痴をいう。 賞金がいんめー(少い)どーちて(だと言って)クドク くどす 肢体健康 (動) 堕胎する。 子供ががい過ぎる(多過る)どーで今度の子をばクドス くどれる 天地気候 (動) 崩れる。 山がクドレル くな 農山村 (名) 焼畑の第二年目。 くねっぽい 老幼男女 (形) 年令の割にふけている。 まだ十二だげのーが、十七・八にもめーるぐに(見える程に)クネッポイ子だ くばる 肢体健康 (動) 火に入って焼ける。 よちよちありきの子供がひぢろ(炉)いクバルこたあ(事は)親がみていのーだよ(監視していないからだ) くびづる 肢体健康 (名) 頸。 くびる 事物時所 (動) くくる。 (括) 粟を刈ってクビル くぼ 天地気候 (名) 凹地。 くぼい 鳥獣虫魚 (名) 犬の遠吠え。 くぼぢゃわん 飲食嗜好 (名) 深い茶碗。 くみこ 社会交通 (名) 仲間。 仕事の組。 くむ 天地気候 (動) 崩れる。 あの山ががっさい(全体)クム くむ 社会交通 (動) 交換する。 木炭を持って町い行き衣類とクンで来た くめん 生産消費 (名) さんだん。 (算段) くもすき 天地気候 (名) 高い山が雲におおわれて、すいて見える頂。 くものすはらい 老幼男女 (名) 長身の人。 ちようどクモノスハライが来とーどーで(来たので)高いとこの物をとるにゃあよかっとーどー くやしい 行動性情 (形) 口惜しい。 悲しい。 騙されとーともいば(たと思えば)クヤシイ くらーせる 社会交通 (動) なぐる。 (擲) ひとー(私を)馬鹿にずればクラーセルよ くらいそばーる 老幼男女 (句) 悪ふざけする。 クライソバールでけがー(怪我を)するどーわ くらくなりもと 事物時所 (名) 夕方。 暮れ方。 ぐりぐりどーしん 肢体健康 (名) 五分刈頭。 くりじょい 生産消費 (名) 繰背負。 一里の行程を二人で三個の荷物を運ぶ場合、第一回は二人同時に各一個をはこぶが、この時甲は一里を通して乙は半里で止めて荷物を置き、引返して残りの荷物を運ぶ。 甲は目的地に荷物を届け引返して半里の処にある乙が残した荷物を目的地に運べば、二人とも一回半宛運ぶことになる。 これをクリジョイという。 くりょー 社会交通 (動) 下さい。 菓子をクリョー ぐる 社会交通 (名) 共謀。 あいら(彼等)がグルになっていたづらをした ぐるい 事物時所 (名) 周囲。 くるむ 生産消費 (動) 物を包む。 ふるしき(風呂敷)でクルム くるめる 老幼男女 (動) かわいがる。 たっだ一人の子どーであがーにクルメルづらいそ(だろうよ) くるり 肢体健康 (名) 関節。 ぐるわ 社会交通 (名) 周囲の人々。 あの子をあがーのー性格にしとーは、グルワの責任いそ くろ 農山村 (名) 畑の隅。 (畔) くろき 草木菌草 (名) 松杉等の常緑樹の総称。 くろぎり 農山村 (名) 山畑、焼畑の周囲の木を伐って、作物に雫の落ちないようにする作業。 くんねぶる 住居坐臥 (動) いねむりする。 (居眠する) お祖母さんはクンネブルが仕事いそ くんのむ 飲食嗜好 (動) 呑み込む。 ここんで(含んで)いでーて(いないで)クンノムがよい けー 飲食嗜好 (動) 食え。 食いなさい。 はいく(早く)ケー けーきりむし 鳥獣虫魚 (名) かみきり虫。 けーむし 鳥獣虫魚 (名) 毛虫。 げーもない 生産消費 (句) 無駄な。 無闇な。 試合が終ってから行って見とーってゲーモナイことだ けごーづ 飲食嗜好 (名) 穀物のとぎ水。 けして 行動性情 (副) 決して。 これからあケシテ人のものお取るぢゃあないよ けしね 飲食嗜好 (名) ついた粟。 (精粟) げすいた 住居坐臥 (名) こたつの上に置く板。 けだい 服飾容姿 (名) みの。 (蓑) けち 社会交通 (名) 不吉。 言いがかり。 お祝の座で、あのぐの(あのような)ケチなことー言うもんじゃあない けっく 事物時所 (副) かえって(却) 注射をうっとーことがケック悪かった げっつ 事物時所 (名) 最后。 一番后。 あの子の成績はゲッッだ けっべき 肢体健康 (名) 肩のこり。 けつまじく 肢体健康 (動) つまづく。 (躓) あのぐの(あのような)ごーろみち(石ころ道)どーでケツマジクだい げどー 行動性情 (名) 悪者。 ならず者。 あの宿い泊ってーる旅人はゲドーだげな げな 行動性情 (助動) そうな由。 そうだゲナ げに 行動性情 (副) 思い出して言い出すことば。 ゲニ(あっ)そうだ けぬきああせに 社会交通 (副) 出あい頭に。 びったりと。 四辻まで行ったいばケヌキアアセニ友達といきやった けぶ 住居坐臥 (名) 煙。 げや 住居坐臥 (名) のき。 (軒) けら 鳥獣虫魚 (名) きつつき。 けり 事物時所 (名) きり。 (限度) げんげ 肢体健康 (名) 咳。 けんつく 社会交通 (名) りくつ(理屈)を言うこと。 子供同志の喧嘩い親が出てケンツクくれらーみぐさい(みにくい) げんとう 事物時所 (名) 現実。 げんのー 住居坐臥 (名) かなずち。 (金槌) けんまく 住居坐臥 (名) 屋内をとりちらしたさま。 がきども(男の子)きりで遊ばしておいたもんだらえー(家)の中はケンマクづら けんまく 行動性情 (名) 怒ったさま。 怒ってきりもない(ものすごい)ケンマクどーよ けんりょもない 行動性情 (句) 予想もできない。 あん人の生れはケンリョモナイ遠国だげな ごいら 農山村 (名) 大豆・小豆等の空さや。 (秣) ごえんけん 行動性情 (形動) 無関心なさま。 再軍備がどがーになっとーってうらあ(俺は)ゴエンケンだ こー 社会交通 (動) 来い。 はいく(早く)コー ごーがわく 行動性情 (句) 腹が立つ。 あいらに(彼等に)騙されとーとおもいばゴーガワク ごーきな 事物時所 (形動) 大層な。 あのお宮のはしらー(柱は)ゴーギなもんだ こーこー 飲食嗜好 (名) おしんこ。 ごーじ 鳥獣虫魚 (名) 便所の蛆。 こーしゃどー 老幼男女 (形動) ませている。 (老成) あのかー(子は)この子より一月先生れどーちて、こがーにコーシャドーどーよ ごーじょーづく 行動性情 (句) 無理やり。 ゴージョーゾクで貸金をとって来た ごーつ 天地気候 (名) 石地。 (ゴーロと同意) こーて 事物時所 (副) これ限り。 こがーのーいたずらはコーテするじゃあないよ こーばい 行動性情 (名) 動作。 コーバイがのろければ人より遅れるだいそ(のだよ) ごーろ 天地気候 (名) 石地。 あの畑はゴーロどーで作がとれのー こが 住居坐臥 (名) 大きな桶。 こがーにどーやい 応対詞 (謝辞) こんなに沢山いただいて恐縮です。 (物を贈られた時の「済みません」) こかす 事物時所 (動) すべらす。 (滑) ごき 飲食嗜好 (名) 椀。 ごきずれ 服飾容姿 (名) 食器をかかえて着物の前をよごす。 こぎる 生産消費 (動) 値切る。 値引く。 高すぎるでいんめー(少し)はコギルがよい こく 社会交通 (句) 言う。 そんな嘘をコクナ ごくどー 生産消費 (各) 道楽者。 こぐる 事物時所 (動) くぐる。 (潜) 水うコグル ごくろうだいました 応対詞 (謝辞) 御苦労さま。 こけら 鳥獣虫魚 (名) うろこ。 (鱗) こけら 草木菌草 (名) こけ。 (苔) こける 行動性情 (動) ころぶ。 (転倒) 馬まーし(と共に)コケルこたー危ない ここいら 事物時所 (代) ここら。 (比処) こごむ 肢体健康 (動) かがむ。 (屈) コゴム仕事に馴れのーどーで腰がくたびれた こごり 事物時所 (名) かたまり。 (塊)。 こころ 事物時所 (副) 少し。 この方がココロいかいようだ こさ 天地気候 (名) 日蔭地。 こしゃいる 生産消費 (動) 作る。 こりゃあおれがコシャイル本箱の材料いそ(です) ごしょーらく 行動性情 (名) 安楽。 孫がいかく(大きく)なって働いてくれるどーでおりゃー(俺は)ゴショーラクいそ こじよっこり 事物時所 (副) ささやかに。 こじんまりと。 コジョッコリしとーえーを建てた こすい 行動性情 (形) わるがしこい。 (悪賢) こすっかー 行動性情 (名) 悪賢い人。 こぜーる 肢体健康 (動) 縮んで延びない。 ぬこいをり(幼少の頃)やんだいば(病気したら)コゼールどーか、いかく(大きく)なれーのーに こせみち 社会交通 (名) 間道。 こそっぱい 事物時所 (形) 滑らかでない。 滑り台の板がコソッパイ こたーる 行動性情 (動) 困る。 閉口する。 不幸続きぢゃーほんまにコタール ごたい 肢体健康 (名) 身体。 こたが 住居坐臥 (名) 小さな桶。 こちとー 人代名詞 (代) 〔男〕私。 こぢれる 社会交通 (動) わざと反対する。 何もかも承知していしな(いながら)意地悪くコヂレル こっきり 事物時所 (副) すっかり。 あの川のゆを(魚)はコッキリいのーよーになった こづく 社会交通 (動) 叩く。 みんなしてコヅク こっくい 住居坐臥 (名) 焼印。 こつこん 鳥獣虫魚 (名) みみずく。 ごっそー 飲食嗜好 (名) 御馳走。 ごっだく 住居坐臥 (名) ごみ。 (塵芥) ごっちょー 行動性情 (形動) 面倒くさい。 ごっばな 肢体健康 (名) 鼻汁。 こっペー 生産消費 (名) こうしゃ。 (功者) こづむ 事物時所 (動) 沈殿する。 溶いとー薬が盃の底いコヅム ごてー 老幼男女 (名) 〔老〕夫。 こないだ 事物時所 (名) この間。 こなから 生産消費 (名) 甲州桝の二合五勺(甲州桝は普通桝で三升を一升という) こなしま 農山村 (名) 焼畑の第三年目。 こなす 社会交通 (動) 人の悪口を言う。 陰で人をコナス こなす 農山村 (動) 米・粟等を粉にする。 こねる 飲食嗜好 (動) 麵類を作る時粉に水を加えてこねる。 そばきりょう(そば)こしゃいる(作る)にゃあよっくコネルがよい こば 事物時所 (名) かど。 (角) ごはい 習俗信仰 (名) 神社等の上り口の庇。 こびー 飲食嗜好 (名) 飯などの焦げ。 こびきぬか 生産消費 (名) おがくず。 (鋸屑) こびっつく 飲食嗜好 (動) 飯などが焦げつく。 はいくおろさないばコビッツク こびん 肢体健康 (名) ひたい。 (額) ごふーさまぐらい 事物時所 (句) 僅少。 こぶたん 肢体健康 (名) 瘤。 ごへー 飲食嗜好 (名) 米飯をつつきつぶして作った団子またはにぎり。 ごまごまする 行動性情 (動) まごつく。 舞台え上ってからーゴマゴマスルぢゃあないよ こましゃっくれる 老幼男女 (動) ませる。 大人びる。 ごむしん 社会交通 (名) お願い。 大事の物づらがゴムシンどーで貸いてくれで ごろつく 生産消費 (動) 仕事をしないで暮す。 仕事ああってもゴロツクもなー一生楽にゃあなれぬ ごろっち 鳥獣虫魚 (名) ふくろー。 こん 事物時所 (名) こと。 (事) 悪いコンだ こんがらがる 社会交通 (動) もつれる。 いっしょに多勢で話いとーぢゃーコンガラガッテわからぬ こんじゃる 飲食嗜好 (名) 小さなざる。 (笊) こんしゅのえーしゅ 応対詞 (訪問) 御免なさい。 (「この家の人達」と呼びかけることが「御免なさい」に適用される) こんだ 事物時所 (副) 今度。 コンダは失敗しとーが次にゃあ大丈夫だ こんつれ 事物時所 (句) こんな。 このような。 大勢がかりでコンツレの事しらー出来のーか こんどーし 飲食嗜好 (名) 小さなざる。 (笊) ごんばち 飲食嗜好 (名) 木鉢。 (粉などをねる器) こんぶくろ 服飾容姿 (名) きんちゃく。 (巾着) こんぼーす 飲食嗜好 (名) 食いしんぼう。 さー 天地気候 (名) 沢。 さーる 習俗信仰 (動) たたる。 (崇) じゅうもつ(家宝)の刀がサール ざいしょ 住居坐臥 (名) 住居。 さいづち 住居坐臥 (名) 大工の使う木槌。 さいで 服飾容姿 (名) 布きれ。 さかさみづ 習俗信仰 (名) 水に後から湯を加えた用水。 さがしい 天地気候 (形) 急傾斜であること。 あの山がサガシイと思ったいば三十度もあっとーが さかじり 天地気候 (名) 坂道の登り口。 さかもり 社会交通 (名) 宴会。 さがり 生産消費 (名) 給料を前借して会計日に残金のないこと。 さきおっとし 事物時所 (名) 一昨年。 さく 農山村 (名) 田畑のうね。 さくばみち 農山村 (名) 耕作地に通ずる道路。 さくりっか 農山村 (名) 鍬。 さくる 農山村 (動) 中耕する。 ひりーまー(午前中)にこの畑をサクル さけすまし 習俗信仰 (名) 婚約が成立して飲む酒。 ささくれ 事物時所 (名) 滑らかでない板の面。 ささらほーさらだ 生産消費 (形動) 失敗続きのさま。 ひっ転んで怪我あしたり大事の道具をばひんおやいとーで(こわしたから)ササラホーサラだった さし 生産消費 (名) 二人きりで物をかつぐこと。 さしかさ 服飾容姿 (名) からかさ。 (傘) さじく 天地気候 (名) 激しい雨。 さしもの 服飾容姿 (名) 仕事着。 さすが 生産消費 (名) 小刀。 さそく 生産消費 (名) 計画。 さっかけ 住居坐臥 (名) 家につぎ足した小屋。 ざっぱだ 事物時所 (形動) あらい。 (粗) この画用紙はザッパダ さで 農山村 (名) 山の急斜面で木材をすべらして落すのに都合のよい場所。 さとい 行動性情 (形) 敏感な。 このかー(この子は)サトイでいんめー(少し)の音でも眼を覚す さなる 肢体健康 (動) 叫ぶ。 お客人は寝てーるどーに、なにょーサナルだ さなれ 草木菌草 (名) 立枯れの木で周囲が朽ち中心だけが残ったもの。 さばく 事物時所 (動) さく。 (裂) 紙をサバク さぶい 天地気候 (形) 寒い。 今朝はサブイと思ったいば零下十度だ さぼーる 事物時所 (動) なげる。 売春婦。 ざまく 服飾容姿 (名) しゅうたい。 (醜態) 高校生にもなって、こん位の傷で泣くなんちゅーは、よいザマクだ ざまく 事物時所 (名) だらしない有様。 このザマクはなんちゅうこんだ さみづ 飲食嗜好 (名) 汁物に味のつけてないもの。 さめしい 行動性情 (形) 淋しい。 夜あの竹敷をー人で通ればサメシイ さるのうんもの 草木菌草 (名) さるおがせ。 さんじゃく 服飾容姿 (名) 三尺帯。 へこおび。 さんじらかす 住居坐臥 (動) 取り散らす。 子供があるえーぢやあサンジラカスもむりゃー(無理は)ない さんそくそろー 事物時所 (句) 完備する。 (完全) サンソクソローひたー少ないもんだ さんぼーさま 習俗信仰 (名) 寺の御本尊。 さんまく 行動性情 (形動) おろか。 (愚) サンマクの者どーが頼むよ しありく 行動性情 (句) 何かをしながら歩く。 万歳をシアリクしゅ(衆)は三河ものいそ しーける 肢体健康 (動) 病気などでちぢこまる。 元気がない。 このかー(この子は)風邪でんま(でも)ひいとーどーか(ひいたのか)シーケルようだ しーな 草木菌草 (名) 実りの悪い穀物。 しーれせき 肢体健康 (名) 百日咳。 しいれる 生産消費 (動) しつける。 (躾) 子供はぬこい(小さい)をりっから厳格にシイレルがよい しおーせる 行動性情 (句) 為し終える。 あれ(彼)だいば(ならば)寒中でも冷水摩擦をシオーセルらよ しおたれる 肢体健康 (動) 元気がなくなる。 病気が重れとーどーか(重くなったのか)だんだんシオタレル しかいに 事物時所 (副) 次第に。 言いなりシカイになる しき 事物時所 (名) そこ。 (底) 釜のシキをよく洗あでよ じき 事物時所 (副) すぐに。 しきせ 生産消費 (名) 報酬にやる物品。 しぐれ 天地気候 (名) 吹雪。 しけ 天地気候 (名) 霖雨。 しこーす 行動性情 (句) しきりにする。 度々する。 稽古をシコースでじょーぞになるどーよ(のだよ) しこたま 事物時所 (副) たくさん。 (沢山) おんじー(叔父)がめづらしくほうびをシコタマくれた しじ 肢体健康 (名) 〔幼〕男陰。 しずか 行動性情 (句) しましょうか。 勉強シズカ しちょ 行動性情 (句) するな。 よしなさい。 そがーの事をシチョ しつけ 農山村 (名) 田畑へ作物を蒔き付け、植え付ける。 しっこ 肢体健康 (名) 〔幼〕小便。 しっこ 老幼男女 (名) 末っ子。 しったなし 事物時所 (形動) 際限ないこと。 酒を飲み出いたらシッタナシだ しったぶ 肢体健康 (名) しり。 (臀)・ しったりこー 社会交通 (名) 知ったかぶり。 ほんこは(真実は)なんでんま知らのーくせにシッタリコーを言う しっぱしょーり 服飾容姿 (名) しりはしょり。 しっぱね 服飾容姿 (名) 泥の裾へはね上ったこと。 しっぱらい 事物時所 (名) 最后。 しっぷり 草木菌草 (名) 大根等の末尾。 しっぽ 鳥獣虫魚 (名) 尾。 しとーで 行動性情 (句) したので。 おれがシトーデかんにんしてくれで しなくれる 草木菌草 (動) 草木がしおれる。 植木い水をくれのーどーで(くれないので)シナクレルらよ じばん 服飾容姿 (名) じゅばん。 (襦袢) しはんなーた 行動性情 (句) しはじめた。 劇をシハンナータいば停電にうんなった しぶとい 行動性情 (形) 図太い。 シブトイどーでなかなかはくじょー(自白)しなんだ しみったれ 生産消費 (名) けちんぼう。 (吝嗇) しみどーふ 飲食嗜好 (名) 凍り豆腐。 しみる 天地気候 (動) 凍る。 今年の冬はシミル しめし 服飾容姿 (名) おむつ。 (襁褓) しも 天地気候 (名) 南。 しゃーしゃー 社会交通 (副) 知らぬ顔しているさま。 白々しいさま。 どがーによまーれても(どんなに叱られても)シャーシャーしている しゃーだ 生産消費 (名) 仕事。 しゃーなる 肢体健康 (動) どなる。 隣りでまた喧嘩が始まっとーかシャーナル しやーぶき 肢体健康 (名) 咳。 しゃえん 飲食嗜好 (名) 野菜類。 しゃがむ 住居坐臥 (動) 中腰になる。 しゃく 住居坐臥 (名) ひしゃく。 (枸) しゃっくり 肢体健康 (名) さくり。 (噦) しゃっちもっち 行動性情 (副) 是非とも。 (シャリと同意) しゃっつら 肢体健康 (名) 人の顔を詈っていう。 しゃばく 事物時所 (動) さく。 (裂) 布をシャバク じゃみる 事物時所 (動) くだける。 窓ガラスがジャミル しゃらっかまーぬ 社会交通 (句) 面倒みれない。 あれだけ親切にしても、それが仇になるだいば(ならば)これっからーシャラッカマーヌ しゃり 行動性情 (副) どうしても。 シャリ行かないばならのーこたあないら しゃれる 服飾容姿 (動) 装をこらす。 あのかー町からかいってからー、毎日よい着物を着たり化粧してシャレルようになった じゃんぎり 服飾容姿 (名) ざんぎり頭。 しゃんと 服飾容姿 (副) きちんと。 整える。 あのかー感心に何時も身なりをシャントしている じゅーいちん 鳥獣虫魚 (名) ほととぎすの一種。 しゅらい 生産消費 (名) 事業に要する施設と経費。 じゅんぎ 応対詞 (挨拶) 挨拶。 しゅんとき 事物時所 (名) 時機。 しょいこ 生産消費 (名) せおいこ。 (背負子) じょーぐち 住居坐臥 (名) 門口。 じょーじゅー 事物時所 (副) 常に。 ジョージュー着で式い出た じょーじゅうぎ 服飾容姿 (名) ふだん着。 じょーじょ 服飾容姿 (名) 〔幼〕草履。 しょーづく 行動性情 (動) こりる。 (懲) 一度失敗したらショーヅクもんだよ(ものだよ) しょーづける 社会交通 (動) ひどいめにあわせる。 口で言ってわからないばショーヅケル じょーぶ 事物時所 (副) すっかり。 (悉皆) 約束うジョーブうちゃあすれた(忘れた) しょーや 農山村 (名) 山仕事の指揮者。 世話役。 じょーや 事物時所 (副) 何時も。 このかー(子は)ジョーヤ寝小便をひる しょーゆのみ 飲食嗜好 (名) 醤油のしぼりかす。 しょーらい 行動性情 (名) 性質。 あのしゅのえーしゃあ(あの家の人達は)ショーライが良い じょーり 服飾容姿 (名) 草履。 しょく 生産消費 (名) 机。 しょくすぎる 社会交通 (句) 分に過る。 貧乏のくせに立派な洋服やなんどー買うなんちゅうはショクスギル しょくば 事物時所 (名) 勉強する所。 じょける 老幼男女 (動) たわむれる。 (戯) じょさいない 行動性情 (形) 気にかけない。 如在ない。 あのかー何を言ってもジョサイナイ じょっき 肢体健康 (名) 左手きき。 しょて 事物時所 (名) 最初。 今度のこたー(ことは)ショテからまずかった じょなじょな 服飾容姿 (副) 女の装をこらしたさま。 男のくせにジョナジョナしれば笑あれる しょなり 服飾容姿 (名) 容姿。 みなり。 他人のまーさ出るおりゃー、だらしのないショナリをしるもんじゃあないよ しらげる 生産消費 (動) 精米・精麦する。 つきや(精米所)で粟をシラゲル しらしんけん 生産消費 (副) 真剣。 重大問題どーでシラシンケンではなしょー(話を)せでよ しらのーじゃんか 社会交通 (句) 知らんではありませんか。 しらばっくれる 社会交通 (動) 知らん顔する。 白をきる。 知っていしな(いながら)シラバックレル しる 行動性情 (動) する。 (為す) そーシルだいば(そうするならば) しわい 行動性情 (名) 強情。 あのかーシワイでいんめーばか(少しばかり)よまっても(叱っても)泣きゃあせのーわ(泣かない) しわっかー 老幼男女 (名) 乱暴な子供。 言いつけをきかない子供。 じんきち 服飾容姿 (名) 布の財布。 しんきゃく 習俗信仰 (名) 婚礼後、嫁が夫とともに生家へ帰った時新客という。 しんぐれおんぐれ 事物時所 (副) あるいは早くあるいは遅く。 議員がシングレオングレ議場さ入った しんごー 肢体健康 (名) 臀部。 しんしゃくする 行動性情 (動) 推量する。 むこーの(相手の)くらしょーシンシャクして贈り物をばするものいそ しんぜる 習俗信仰 (動) 神仏に物を供えること。 今日はぢんぢー(祖父)の命日どーで(だから)おっと(酒)をシンゼル しんそばーる 老幼男女 (動) ふざける。 悪ふざけ。 じんだら 老幼男女 (名) 小言。 いやがらせ。 しんぬけ 肢体健康 (名) 脱肛。 じんねとせでよ 応対詞 (訪問) 仕事は気をつけてゆっくりおやりなさい。 (仕事に行く者と別れる時の挨拶) しんのーぶるまい 習俗信仰 (名) 結婚式の披露宴。 しんや 老幼男女 (名) 分家。 ずい 草木菌草 (名) しん(芯) すいじんさま 鳥獣虫魚 (名) みずすまし。 ずいっちょん 鳥獣虫魚 (名) きりぎりす。 すいふろ 住居坐臥 (名) すえふろ。 (風呂)" すがい 鳥獣虫魚 (名) 鳥類の雌雄。 つがいの転。 すかり 服飾容姿 (名) 物を入れる網袋。 すがり 鳥獣虫魚 (名) 蜂の一種。 すがれる 草木菌草 (動) 草木が枯れしおれる。 花がはい(もう)スガレル すかんぴん 生産消費 (名) 一物もないこと。 無ー物。 すくた 農山村 (名) 豆類のさや。 すぐる 農山村 (動) 藁のはかまを除く。 選別する。 わらじをつくるどーでわらースグル すけっと 生産消費 (名) 手伝人。 すけない 事物時所 (形) 少ない。 こいじゃー(これでは)目方がスケナイ すげない 社会交通 (形) 愛想がない。 藤太郎の母は、あんまりスゲナイ教育をした すける 生産消費 (動) 手伝う。 助ける。 えーの(家の)仕事が早く終っとーどーで、隣の仕事いスケル すげる 服飾容姿 (動) はめる。 入れる。 下駄の鼻緒をスゲル すこい 行動性情 (形) 悪賢い。 あんまりスコイことおすれば人に憎まれる すごい 行動性情 (形) 大層な。 恐ろしい。 スゴイ顔して怒ったっけ すずりぶた 飲食嗜好 (名) くちとりを入れる平らな膳。 すっきら 事物時所 (副) 残らず。 すっかり。 スッキラ出いてこれだけしかーない すっこむ 生産消費 (動) 損をする。 馴れの一事業さ手を出しとーでスッコンだ すったもんだ 社会交通 (副) 紛糾のさま。 今日の国会はスッタモンダで乱斗になった すっちょーない 行動性情 (形) 無愛想。 姑はスッチョーナイが嫁は愛想がよい すっぽい 飲食嗜好 (形) 酸い。 このみかんはスッポイ すてる 事物時所 (動) 落す。 遺失する。 だいじの金をステルなんちゅうは不注意だよ すてんに 行動性情 (副) あてもなく。 ステンニ旅行すらー面白い すねっぱぎ 肢体健康 (名) 脛。 すばり 老幼男女 (名) 人おくれする子供。 この子は他へ行くとスバリで困る すばる 老幼男女 (動) はにかむ。 (羞) すびえる 社会交通 (動) 計画だおれになる。 今度予定した旅行は経費が集まらのーどーでスビエルらよ すびる 肢体健康 (動) 腫物などの小さくなること。 できもの(腫物)がなんぼーかスビル すべー 生産消費 (名) すべ。 (術) ずべたら 行動性情 (名) だらしがないこと。 そがーのー(そんな)ズベタラどーで部屋の物が紛失するどーよ(のだよ) すべっこい 事物時所 (形) 滑らか。 雨が降ってっからあ道がスベッコイ ずまいする 生産消費 (動) 用意する。 昨夜は鼠にうまく逃られとーが、今度こさーズマイしている すまいてか 応対詞 (挨拶) 食後の挨拶。 すみっこ 事物時所 (名) すみ。 (隅) すら 農山村 (名) 材木を移動する時、その下に敷く丸太ゴロ。 すれっからし 老幼男女 (名) 世間通の人。 すわり 社会交通 (名) 人に臆すること。 このかー(子は)えー(家)じゃあ元気がよいどーがよそい行けばスワリで困る すんだかよ 応対詞 (挨拶) 食事は終りましたか。 (食後の挨拶) せいた 生産消費 (名) 丸太から角材をとった挽き残り。 せー 肢体健康 (名) 身長。 せーがきれる 肢体健康 (句) 息がきれる。 あがーに飛んどーじゃあセーガキレル せーがない 肢体健康 (句) 病気で気力の落ること。 さすがのあん人も病みやーがりぢゃあセーガナイ せーさい 事物時所 (副) 沢山。 はいセーサイになった せーたら 社会交通 (名) 余計な世話。 他人の事いセータラすれば、かいって迷惑になる せーをおとす 肢体健康 (句) 落膽する。 死にめにまにあーのーどーで(臨終に間にあわないのだから)なんぼーか(何程か)セーヲオトスらよ せぎ 天地気候 (名) 小川。 せぐ 事物時所 (動) 止める。 しいて止めさせる。 あがーにしたがるものーセグもんじゃあない せし 習俗信仰 (名) 葬祭を行う当人。 ぜし 社会交通 (副) 是非。 これだきよーば(これだけは)ゼシ聞入れてくれでよ せしめる 社会交通 (動) うばいとる。 (奪) あれが持ってーる本をセシメルだ せっこむ 社会交通 (動) せきこむ。 急激にする。 こがーのーこまっかい仕事はセッコムと間違う せっとー 鳥獣虫魚 (名) ほほ白。 せと 天地気候 (名) 谷間の狭いところ。 せど 住居坐臥 (名) 家の裏側の戸。 せばい 住居坐臥 (形) せまい。 (狭) あのえー(家)はセバイ せぶる 社会交通 (動) 責め取る。 たかる。 あにー(兄)だけで財産相続しとーどーで、弟がセブルのも無理はない せんぎり 飲食嗜好 (名) 大根の切り干。 せんど 事物時所 (名) 先日。 ぜんばこ 飲食嗜好 (名) 箱になった食膳。 そーけっつら 服飾容姿 (名) 寒そうな顔。 このかーソーケッツラどーで着物をいま一枚着せで(着せてやりなさい) ぞーし 飲食嗜好 (名) 食器類を洗う仕事。 ぞーしみづ 飲食嗜好 (名) 流しの洗い水。 そーべつ 事物時所 (副) すべて。 (悉皆) ソーベツ焼けてひっちまった そーま 農山村 (名) そま。 (杣) そがーに 事物時所 (副) そんなに。 人の悪口をソガーニ言うもんじゃあない ぞくだ 事物時所 (形動) ふぞろいだ。 (不揃) 今年の稲はゾクだ ぞざーる 老幼男女 (動) ふざける。 (戯) そそー 行動性情 (名) 粗忽。 うらがえーの嫁はソソーどーで皿もなにも落いて割ってひっちもー(しもう) そぞしい 天地気候 (形) すずしい。 (涼) 秋風がたってソゾシイ そそっかー 行動性情 (名) そこつ(粗忽)な人。 そぞむ 天地気候 (動) すずむ。 (涼) あんまり暑いどーで外い出てソゾム そだ 農山村 (名) しば。 (柴) そつ 生産消費 (名) 無駄。 そまつ。 (粗末) 鉛筆の短かくなっとーでも、ソツにするもんぢゃあない ぞっき 事物時所 (助) 混らないこと。 このひなー(ひなは)おんどりゾッキだ そっくら 事物時所 (副) ぜんぶ(悉皆) 畑の草取りゃーきにょーでソックラすんだ そっぱい 社会交通 (名) 愛想。 久しぶりにいきやっとーどーにソッパイがない そっぱいなしだっとー 応対詞 (訪問) 何の御愛想もない。 そとぐるみ 肢体健康 (名) 外踝。 そのいちら 事物時所 (句) そのまま。 ソノイチラここで待ちていでよ そばーる 老幼男女 (動) たわむれる。 ふざける。 そばきり 飲食嗜好 (名) そば。 (生蕎麦) ぞびきだす 肢体健康 (動) 引張り出す。 あんまりしゃーなるじやあ外いゾビキダスよ そびれる 事物時所 (動) はずれる。 (外) 弾は獲物をソビレル そろす 事物時所 (動) 揃える。 粟を刈ったらよくソロスどーよ たーけ 行動性情 (名) 馬鹿。 あほう。 たーこと 行動性情 (名) たわごと。 (戯言) たーしる 肢体健康 (名) 淋巴液。 たいげー 肢体健康 (名) 息苦しいさま。 あがーに(あんなに)急いで山い登るどーでタイゲーダ だいこ 飲食嗜好 (名) 大根。 だいじにいかでよ 応対詞 (訪問) お気をつけてどーぞ。 (客を送り出す時の詞) だいやびん 天地気候 (名) 大きな崖。 たかあし 生産消費 (名) 竹馬。 だかーる 肢体健康 (句) 抱える。 子供をダカール たかたかゆび 肢体健康 (名) 中指。 たかば 服飾容姿 (名) 高下駄。 たがまる 服飾容姿 (動) もつれる。 たかる 肢体健康 (動) 病気が伝染する。 はしかはタカル たくる 事物時所 (動) めくる。 (捲) 本の頁をタクル たくれる 事物時所 (動) おちる。 (落) 高い木い登ればタクレルよ だし 事物時所 (名) 下手の方。 たそく 事物時所 (名) 加えること。 つけたすこと。 いんめーどーが(少しですが)この百円を何かのタソクにしてくれで だたいが 事物時所 (副) 突然に。 道に休んでいたいばダタイガ山崩れがあった だたら 行動性情 (副) やたらに。

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